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Cast >>George Clinton, Bootsy Collins, D'Angelo, Mike D, Sheila E., Sly Stone, Ahmir-Khalib Thompson (Narrator), Bernie Worrell ...
Director >>Nelson George
Writer >>Nelson George
Producer >>Nelson George, Leslie Norville
Genre >>Documentary
Country >>USA

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>N/A 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
"Most of all he needs the funk, Help him find the funk"
音楽評論家にして、映画監督でもあるネルソン・ジョージが、ジョージ・クリントンやブーツィー・コリンズにスライ・ストーン、そしてディアンジェロなど本人達に語らせたファンクの歴史。ナレーションは「ザ・ルーツ」のクエストラブ。

私が思うにファンクという音楽が好きな人には、とてもこだわりがある。周りでファンクが好きだと主張する人は、必ずと言っていい程に、そのファンクだけでなく、ファッションであったり、もし楽器を演奏するなら楽器だったり、生き方だったり... まあ一般の人には「個性が強い人」と言われてしまう人たちだ。そんな人たちを惹き付けたファンクは、更に個性的だ。個性の塊である。スライ・ストーンは、今でも不思議な魅力とカリスマがあって、なんだか近寄りがたい。でも昔の事はとてもシャープに語る。ジョージ・クリントンの語り口は、その彼の音楽と同じで多くの人々を包み込んでしまうオーラがある。ブーツィ・コリンズは、ジェームス・ブラウンのモノマネまでして楽しませてくれる真のエンターテイナー。一時は本当に心配したディアンジェロは、目を輝かせながらファンクの話をしていたのには、心の底から安心した。ファンクにはまだまだ未来はある!

There's a whole lot of rhythm going round
Ow, we want the funk! (we're gonna turn this mother out)
Give up the funk!
Ow, we need the funk! (we're gonna turn this mother out)
We gotta have that funk!
(Reviewed >> 2/4/14:TV放映にて鑑賞)

 100本映画
音楽評論家で映画監督でもあるネルソン・ジョージが、キックスターターでお金を集めて作ったファンクのドキュメンタリー。他の作品を先に見ているんだけど、こちらをどーしても先に紹介したい!させてください!

ネルソン・ジョージは、ジョージ・クリントンやブーツィー・コリンズ、ディアンジェロ、バーニー・ウォーレル、エムトゥーメイ、マーカス・ミラー、ナイル・ロジャース、マイクD(ビースティ・ボーイズ)、Dam Funk、クエストラブ(はナレーションも)、シーラE、ショックG(デジタル・アンダーグラウンド)等々、そしてそしてそして...なんとスライ・ストーンにまでインタビューしている!!彼らが直接語るファンクの歴史。どこからファンクは派生したのか?から遡り、ジェームス・ブラウンの登場から、P-ファンク、スライ・ストーン、オハイオのファンク事情、アース・ウィンド・アンド・ファイアー、プリンス、ラップでのサンプルとしてのファンク、そしてディアンジェロやDam Funkの登場まで... マイケル・エリック・ダイソンのような学者たちやプリンスの元マネージャーも登場しますが、大体はファンクのミュージシャン本人達が語っていくのが良かった。何しろ自分達で語るので、分かりやすい!確かエムトゥーメイだったと思うけど、EW&Fの時に「EW&Fがビル・コズビーで、パーラメントはリチャード・プライヤーなんだ!」と言っていたのは、私にはとーーーーーーーーっても分かりやすく、すんなりと理解出来たし、納得!確かに!!プライヤーは神様でむき出しでしたから。

スライ・ストーンは本当に心配していた。声はガラガラで聞き取りにくかったけど、話す内容は割としっかりしていたので安心した!笑顔も沢山あった。ジョージ・クリントンも喉が潰れていた感じ。2人共に70代に突入してもライブやるもんね。スライは一時期あれだったけど、2人共に凄い!!62歳のブーツィー・コリンズはまだまだ若い!と思わせる2人の凄さね。そしてそのブーツィーね。彼のライブの時にも感動したけど、本当にショーマン!サービス精神が半端ない!!客席に下りてきて、ほぼ全員と愛のあるハグ大会。あの感じは今までに体験した事の無い愛を感じた。その片鱗がこの映画でも見れる。ジェームス・ブラウンがブーツィーに言った事を話す時に、そっくりなモノマネを披露してくれる。もうそこにJBが居るかのようだった。そしてその語った内容も泣ける。「俺みたいなとんでもない奴(Knucklehead)の面倒を見てくれたパーフェクトな父親像さ」と思い出を語ってくれる。愛の一杯詰まった人だなーって、また思う。そして、ディアンジェロね。今回見れて、本当に安心した!スライと同じく一時期はどうなるものかと、心配した。クエストラブとのライブ映像はまだお腹は太っていたけれど、インタビューの時にはそこまで太っているのを感じなかった。むしろ、だいぶ戻った感じにまで思えた。あの伝説の「Untitled」のビデオの時までには、もちろん戻ってないけれど、心配するほど病的じゃなかった。しかも、その話す姿はとってもクリーンで普通のファンク好きの兄ちゃんっていう感じ。しかも大好きな事に話が及ぶと、目をキラキラさせて語っていたのが本当に嬉しかった!これからもファンクは安泰です!!

ネルソン・ジョージなので、期待するほどディープにファンクの歴史を掘り下げている訳ではないけれど、やっぱりこの面々に話をさせる事が出来るのは凄いなーと思う。ジョージ・クリントンとブーツィーは、他でもちゃんと出てくれるだろうけど、スライ・ストーンとディアンジェロはね、さすが。

この映画で面白かったのがジョージ・クリントンがプリンスの「パープル・レイン」を語った所!御大はあの曲の事を「あいつのパープル・レインー、パープル・レーインーー♪っていうのは、カントリー&ウエスタン、シェ×ト アズ・ヘルだろ!」と言ったシーン。もちろんその後、「けどな...」とあの曲が如何に素晴らしいか語ってますよ!!んーーーーーーん!!やっぱりファンク最高!

 トリビア
個人出資サイトのキックスターターで資金が集められ、実現したプロジェクト。SXSW等の映画祭で公開された後に、2014年2月4日にVH1が放映。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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http://www.imdb.com/title/tt2665186/
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Last Modified: 2014-02-05
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