1957
Cast >>Fela Kuti (archive footage), Yeni Kuti, Femi Kuti, Seun Kuti, Bill T. Jones ...
Director >>Alex Gibney
Writer >>
Producer >>Alex Gibney, Jack Gulick
Genre >>Documentary
Country >>USA

 総合ポイント 4.75点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>N/A 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
"Music is weapon for future!"
1997年に亡くなったナイジェリアを代表する世界的スーパースターのフェラ・クティ。彼の死後12年を経て、フェラは振付師ビル・T・ジョーンズによりニューヨークのブロードウェイに甦った!ミュージカル『フェラ!』と共にフェラ・クティの半生を振り返るドキュメンタリー。

フェラを探して...タイトル通りのドキュメンタリーである。フェラ・アニクラポ・クティとは?クティの人生とは?ミュージカル『フェラ!』を大成功させたビル・T・ジョーンズや元バンドメンバーへのインタビュー、そして息子・娘、彼女たちへのインタビューと共にフェラが徐々に明らかになっていく。ビル・T・ジョーンズが『フェラ!』にこめる思いと情熱、側近の人々の証言でいかにクティが音楽に情熱やメッセージをこめていったのかがよく分かる。時代が...というより、人々がクティを、そしてクティの音楽を求めていた。政治的な嫌がらせにも屈しなかった精神力。しかし、スピリチュアルにのめりこみ、騙された事もあった。人間だもの。そんなちょっと人間的なところも見られるのが愛すべき所なのだ。

クティは自分で言う通り、「音楽を未来の武器にして」戦ったのだ。「ゾンビ」の曲にこめられた意味にゾクゾクした。ゾンビは止まらない!命令しないと止まらない♪戦いだ!
(Reviewed >> 5/14/15:DVDにて鑑賞)

 100本映画
映画秘宝6月号を読んでいて、あ〜見たい!そういえば見たいと言っていたのにそういえば見ていない!!と思い見ました。ナイジェリアが生んだ世界的なスーパースターのフェラ・クティのドキュメンタリー。クティの半生が描かれたブロードウェイ「Fela!」の舞台監督ビル・T・ジョーンズのインタビューや舞台裏なども映し出されている。

純粋なフェラ・クティのドキュメンタリーかと思えば、プラスアルファで舞台「Fela!」も追っていたとは知りませんでした。舞台「Fela!」でどのようにフェラ・クティを描いていくのか、舞台監督や裏方たちの思いや苦悩も明らかになっていきます。舞台「Fela!」は、フェラ・クティ没後12年を経て、大舞台ブロードウェイで上演されたミュージカル。ウィル・スミスとジェイーZが共同でプロデュースした事も話題になった。トニー賞にもノミネートされ、舞台監督ビル・T・ジョーンズが振り付け賞を受賞している。

フェラ・クティはアフロビートの創始者であり、そして音楽を使いナイジェリア政府と戦う戦士でもあった。そこそこの中流家庭で育ち、兄弟は医師を目指し、自分や薬学の道を目指していた。ロンドンでも薬学を学ぶつもりだったが、音楽を専攻。そこでバンドを結成してジャズやハイライフを演奏していた。1969年にクティはバンドと共にアメリカのロサンジェルスに滞在。そこでジェームス・ブラウンのスタイルを見る。そしてアメリカ人女性サンドラ・スミスに出会う。サンドラはブラック・パンサー党に所属していた女性で、クティにブラックパワーを教え、そしてマルコムX自伝を読む事を薦めた女性だった。しかもナイジェリア国内はビアフラ戦争後で情勢が不安定な状態が続いていた。クティは音楽にピジン英語を取り入れ、そして政治的なメッセージを強く反映するようになる。そしてそれはナイジェリア政府の逆鱗に触れる。「Zombie」では、軍事政権となっている政府を批判し、軍人マーチを気持ち悪いゾンビの歩きと批判した。それにより、クティの家が爆破され、母が亡くなった。しかしクティは屈しなかった。より一層に政府への批判の言葉を強めていく。次第にお金のトラブルとなり、バンドも離れていってしまう。しかし新しいバンドを結成して、また違う音楽に発展させた。しかし警察からの執拗な暴力などで背中には傷跡が出来た。それでも「俺はこの国の大統領になるね」と話していた。ステージもよりアフリカ色の強いものになっていく。しかし、母を失った後は精神的にも弱くなり、怪しい人物ヒンドゥ教授と呼ばれていた男をスピリチュアルアドバイザーにしてしまった。この男は舞台で男の喉を切り、そのまま土に埋めて、生き返らせるという、とんでもないパフォーマンスをする男であった。しかもこの頃にロサンジェルスで行われる祭典に出席の為にアメリカに入ろうとした時に、為替管理違反で禁固刑となってしまう。その頃からクティの体は蝕まれた。そしてクティは一夫多妻制を信じていたので、27人ものと結婚していた時期もあった。医師でエイズ撲滅活動家で厚生大臣でも兄により、フェラ・クティが1997年8月2日にエイズの合併症で亡くなった事が発表された。葬儀にはおよそ1億人がスタジアムに集まった。

濃すぎる。そりゃ余裕で2時間ですよ。でも一度もダレる事なく前のめりで見れた。薬学を目指したのに、最期は西洋の薬学を拒絶したのも興味深い。アメリカ人女性がクティに影響を及ぼしたのも面白い。しかしヒンドゥ教授の喉切りは映像もあって、ひえっぇええええーーーー!ってなりましたわ。思い出しただけでも冷っ!!とする。Awww... あんなに意志の固い人でも、お母さんを亡くすという事で精神的にヤラレてしまうんですね。人生何があるか分からないっす。

そして舞台でも上半身裸な事が多いですが、家の中では基本パンツ一枚なんですね。

それにしてもキウェテル・イジョフォーがフェラ・クティ役で、スティーブ・マックイーンが監督っていう映画が作られるはずだったのに、流れたのがひじょーーーーーーーーに残念。絶対にオスカーものだった。あー脳内ではイジョフォーのクティがぁあああ...

しかし、ここまでに音楽で戦った人っているかな?プロテストソングを作るミュージシャンはそこそこ居るけれど、死人まで出ちゃって、それでも屈しない戦士って、フェラ・クティだけな気がする。アフリカで生まれ、アフリカで育ち、アフリカで死んでしまったフェラ・クティ。アフリカの戦士は、彼の残した数々の曲と共に今日も明日も、そしてずっと生き続ける!

 トリビア
ナイジェリアが生んだ世界的歌手であり、活動家でもあったフェラ・クティのドキュメンタリー。2014年のサンダンス映画祭にてプレミア上映。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック
1. Jeun Ko Ku (Chop 'n Quench)
2. Opposite People (edit)
3. Highlife Time
4. Lover
5. Viva Nigeria
6. Upside Down (edit)
7. Egbe Mi O (Carry Me I Want To Die)
8. Johnny Just Drop (edit)
9. VIP (Part 2 Live In Berlin)
10. Teacher Don't Teach Me Nonsense (edit)
11. Go Slow (edit)
12. Zombie
13. Power Show (edit)
14. Beasts of No Nation (edit)
15. Shuffering and Shmiling (edit)
16. Colonial Mentality (Live at the New Afrika Shrine)

Soundtracks from Amazon.co.jp

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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt2194328/
http://en.wikipedia.org/wiki/Finding_Fela
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Last Modified: 2014-07-05
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