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●● レビュー "You'll always be my brother"病院はカオスであった。オーウェン・ショウがベッドで横たわるなか、弟をこんな目に遭わせた野朗たちを許せないと、兄のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)が誓い、警備の人々を滅多打ちにした後であった。そんな頃、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は自分の元へと戻ってきたレティ(ミシェル・ロドリゲス)とレース場に居た。難なく勝つレティ。しかし突然トラウマでレース場を離れてしまい、その後ドミニクにもさよならを告げてしまう。一方で普通の生活をしていたブライアン(ポール・ウォーカー)。ミア(ジョーダナ・ブリュースター)の間に出来た息子の送り迎えをしていた。しかし、突然ブライアンとミアの家が爆破させる。機転のお陰で怪我もなく逃れた。デッカードの仕業であった。ドミニクはデッカードを追いかけるがあと少しの所で逃した。その時に謎の男(カート・ラッセル)から声を掛けられ、彼らは「神の目」というどのインターネットシステムにも入れるものを探しているという。それを探したら、デッカード捜索に協力すると言われ、アゼルバイジャンに向かうが... 残念ながら本作を撮影中に他界したポール・ウォーカーへ捧げる人気シリーズの7作目。どのようにウォーカーを送るのか、非常に注目を集めた。これは映画史上最高な送り方じゃないでしょうか!とは言え、シリーズの目玉であるカーアクションにも全然手を抜いておりません。なんて言ったって、車を飛ばしておりますからね。大したもんです。いや、前々から車を飛ばし気味のこのシリーズでありましたが、本当に空を飛ばしてしまいました。びっくりです!でも納得です。飛ばせばいいってもんじゃないですからね。納得の飛ばせ方。そして今回の悪役であるジェイソン・ステイサム。もうジリジリと追い詰めるし、全然へこたれないし最強で最高!『エクスペンダブルズ』ではナイフのクリスマスですが、ここではボマーのデッカード。TNT!こいつ居るところに爆発あり。タイリースとリュダクリスがこの映画のいいコミックリリーフ。 凄いところが全部書ききれない位にカーアクションが詰まっている。カーアクションの玉手箱やぁあああ!いや、マジでポール・ウォーカーへの愛が沢山詰まっている”ファミリー”映画。この映画で最後に男泣きするとは思わなかった!!(女だけど)ヴィン兄ィのポールへの愛が美しい。 (Reviewed >> 4/3/15:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 さてと、ここに書くのは遅れてしまいましたが初日に行って参りましたよ。始まる前からどうポール・ウォーカーを送ってあげるのかが気になっていた。男気があって情に厚いヴィン・ディーゼル兄ィなので、きっと素晴らしい形でとは思っていたけれど、こんなに美しく送っていたとは!と、涙が止まらず。目を真っ赤にして家路につきました。この映画は多種多様な人種に愛されているという事だけど、私が見たときはなぜか60オーバーな白人の婆さまたちが多かった!私の後ろも横も白髪のお婆さま集団。後ろの婆さんは、ロック様がかっこ良かったシーンで興奮したのか、思わず私の椅子を蹴ってました。このぉ!最後になると滅茶苦茶興奮してきて、きゃーきゃーうるさいのなんの!婆さまたちを興奮させるこの人たちは凄い!と思いましたよー。60過ぎの女性がこの映画を観る選択した事が驚きですけどね。メリル・ストリープばかり観ているかと思ってましたよ。なんだか戦跡のような病院。前回の戦いでオーウェン・ショウがベッドに横たわっていた。その姿を見て憤慨する兄のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)。弟をこんな目に遭わせた野朗たちを許さねー!と、更に病院の人々をメッタメッタにやって病院を後にする。そんな頃、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)とレティ(ミシェル・ロドリゲス)は、カーレース場に居た。レティは難なく勝つが、その後にトラウマによりレース場を離れる。ブライアン(ポール・ウォーカー)は、ミア(ジョーダナ・ブリュースター)と共に普通の暮らしをしていた。どこか昔を懐かしむ所はあった。ミアもそれはお見通しで不安に感じていた。そしてドミニクが訪ねていた彼らの家で爆発が起きた。東京からの荷物だった。彼らは危機一髪でその爆発から逃れる。ドミニクはそれがデッカードの仕業である事を知った。ドミニクはデッカードを追い詰め、あと一歩の所で逃がしてしまう。そこにやってきたのが謎の男(カート・ラッセル)だった。彼はLAの空軍基地にドミニクを連れていき、謎の男は「神の目」というどのインターネットシステムにも入れるものを探しているという。どうやらジャカンデ(ジャイモン・ハーンスゥ)というテロリストに渡りそうなので奪還して欲しいと頼まれる。もしそれが出来たら、デッカードを探すという。ドミニクは俺のクルーと一緒なら...という条件をつけるが、謎の男はもう既にクルーを呼んでいたのだった... って、上のあらすじでロック様出すの忘れちゃったけど、最初の方でディカード、つまりジェイソン・ステイサムとやりあってますよ!何はともあれ、結局は車!車!車!タイトルに嘘はなーい!という事で、車アクション全快!そして車、とびまーす!一回じゃないからね?とびまーーーーす!色々ととびまーーーーーーーす!素晴らしかった。マンガぽい展開だけど、素晴らしかった。前々からこの映画では飛んでいた気もするけど、今回は本当に飛びますね。台詞でも「車は飛べないよ」なんて言わせておいて、「あい・びりーぶ・あい・きゃん・ふら~~い!あい・びりーぶ・あい・きゃん・たっち・ざ・すかーーい♪」でしたね。MJでも欽ちゃんでもないけど、しっかり飛んでました!そして、そこのシーンではタイリースがこの映画ではよりコミックリリーフになっていってましたね。最後笑ったけど。タイリースといえば、リュダクリス。出す出すといっていた52ブロックスが出たね!一瞬でしたけど。一瞬なのでお見逃しなく!というか、見逃す訳がないカッコいいシーンでしたけど!あれだけのために、滅茶苦茶トレーニングしているんですからね!!しかも過酷な。 で、ジェイソン・ステイサムがゾンビのように中々手ごわく神出鬼没に飛び出てくるのが面白かった!あいつ今までで最強!やたらと手榴弾を投げるボマー野朗!しかもステイサムに絡む男たちもヴィン兄ィにロック様と、みんな見事に禿げ!禿げ禿げしいんだよう!!まあみんなカッコいい方の禿げ代表だけど。 あと個人的にはカート・ラッセルの基地になっていたLAの空軍基地の中身を知っているので、あんな事になっていたのが笑えた。んな訳ない!狭いし。でもひょっとすると...とゾクゾクするね。 で、肝心のポール・ウォーカーですよね。もう本当に美しい最後でした。逆に、あ、こういう終わらせ方もあるんだなって。もうね、ヴィン兄ィのポールへの愛しか感じない!ほど。お陰で今のTVのCMで流れているヴィン兄ィの台詞「俺には友達なんていない。居るのは家族だ!」を聞くたびに涙が溢れてしまいます。それにしても綺麗なブルーアイズだなー。まあ今回のこの作品はポールのために作られた。そう言ってもいいでしょう。『エクスペンダブルズ』はジジイたちの戦場で、『ワイルド・スピード』は若者たちの戦場だと思っていたけれど、最後を見ると『ワイルド・スピード』組もいい感じでジジイになっていたんだなと思いました。でもジジイになりつつあるからこその長年の結束と愛が積み重なっているんですよ。ヴィン兄ィのお陰で、ポールは永遠に輝き続けるね。 (1345本目) |
●● トリビア シリーズもいよいよ7作目!残念ながらこのシリーズを支えたポール・ウォーカーが撮影途中で他界してしまったが、残りのメンバーが意思を継いで続行!残っていた撮影はポールの兄弟がスタントをして支えた。監督はジャスティン・リンから変更。そして今回は『The Fast and the Furious: Tokyo Drift / ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006)』からルーカス・ブラックが再登場!同じ『3』に出ていたバウワウ(シャド・モス)も参加したとの噂が!そしてカート・ラッセル、ジェイソン・ステイサム 、ジャイモン・フンスー、トニー・ジャー、ロンダ・ラウジーというアクション界の兵どもが参戦!とにかく豪華に! |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt2820852/http://en.wikipedia.org/wiki/Furious_7 http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350698 |
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