1971
Cast >>Jay-Z, Memphis Bleek, Mary J. Blige, Foxy Brown,Michael Buffer Diddy, Common, Damon Dash, Ghostface Killah, Just Blaze, Missy Elliott, Funkmaster Flex, Freeway, R. Kelly, Beyonce ...
Director >>Patrick Paulson, Michael John Warren
Writer >>
Producer >>Bob Ezrin, Rich Kleiman, Justin Wilkes
Genre >>Documentary
Country >>USA

 総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>N/A 演出 >>4 音楽 >>5

 レビュー
"Izzo (H.O.V.A.)"
ラップで絶大なる人気を集めているジェイZの「ブラック・アルバム」時代にマディソンスクエアガーデンで行われたライブを中心にしたドキュメンタリー映画。

ラッパーにして実業家、そして元麻薬の売人で今はビヨンセの夫であるジェイZ。とにかく若者が憧れているのがジェイZである。高校も卒業していないし、何しろ元は麻薬の売人、そこからマイク一本でのし上がり、しかも数々の大掛かりな事業を成功させ、自らラップで語った通り「業界で一番ホットな」ビヨンセを嫁にし、可愛い娘まで授かった男のストーリーに、若者は惹かれているのであろう。しかもニューヨークで生まれ育ったジェイZにとって、マディソンスクエアガーデンは成功の象徴である。このドキュメンタリーでもそれを自ら語っている。しかも、麻薬売人の頃には目もくれなかった白人の観客が、彼のリリックを全部覚えて共に歌い熱狂しているのだ。何事にも帰られない成功の証がその映像に詰まっている。リリックをノートに書き溜める事はない。全て彼の頭に記憶されているのだ。そんな彼のプロフェッショナルな姿がとにかくカッコいい。

「俺はラップから去る事はできない。ラップが俺を必要としているからだ」とラップするジェイZ。なぜビヨンセが惚れたのか、このドキュメンタリーを見るとよく分かるのだ。
(Reviewed >> 10/28/13:DVDにて鑑賞)

 100本映画
随分前に見ていたのですが、なぜか書いてなかったみたいなので、書き書きします。タイトルで分かるようにジェイーZのドキュメンタリー映画。ニューヨーク出身のジェイーZにとって、マジソン・スクエア・ガーデンでのライブは夢だった。その夢が叶った2003年11月のライブ映像を中心にジェイーZというラッパーを探っていく作品。ジェイーZ自身がナレーション。「地球上で一番ラッキーな男だ」と冒頭で語っている。ラッパーとして成功しただけでなく、事業も成功させ、しかもあのビヨンセと結婚出来たラッキーな男だ。さすがジェイーZだって麻薬を売り歩いていた頃にはそんな事を「ブループリント(青写真)」出来なかった筈だ。

そのマジソン・スクエア・ガーデンのライブでは、今現在のラップのライブと同じく白人観客がやたらと目につく。しかも彼等はジェイーZの曲の歌詞を全て覚えているのだった!!なのでジェイーZも、観客にマイクを向けて彼等に歌わせる事が多い。中でも「Izzo (H.O.V.A.)」のフックH to the izz-O, V to the izz-Aの部分をみんなで歌っている風景は見ていても気持ちいい。多分一緒に歌ったらもっと気持ちいいだろう。そんな風景も昔のジェイーZには想像出来なかったことだと思う。一方では観客の中に堂々とマリファナを吸っている人たちまでいる。なんとも不思議な感覚だ。

しかしこの映画からただただ感じるのは「プロフェッショナル」という言葉だけ。なんならあの日本の番組の同タイトル(仕事の流儀)の有名な曲を流しながらこの映画を上映したって違和感がない程。その証拠に「デフ・ジャム」の創設者の一人リック・ルービンは「こんな奴は初めて!歌詞をノートに書き留める事をしないんだぜ!」と興奮気味に語っていた。そしてこんな夢だったMSGのライブなのに、特別緊張している映像は見当たらない。適度ないい感じの緊張のみ。そういう雰囲気の持っていき方がうまいんだろうね。というか、そういう感じだから、白人の観客も憧れるんだろうね。

何ていうかジェイーZという男は、特に○○を最初に作り出した!というラッパーではないと思うんだ。意味不明かな?私も書いていて訳分からなくなってきた。例えばN.W.Aなら「ギャングスタ・ラップ」ストリートの声をラップにした先駆者だし、パブリック・エナミーやKRSワン等は社会派ラッパーの先駆者で、ラップだけでなくファッション界やノベルティ関係で実業家としての才能を見せた先駆者といえばラッセル・シモンズやディディが先駆者。そう、ジェイーZはラップ界では何かの先駆者ではない、でも彼はラップを何段も上のレベルまで引き上げた人として、後世言われる事になるラッパーである。ほぼ頂点に近い所にいるラッパーだ。

まーーーああーーー本当にプロ!とにかくプロ!!これが俺の流儀だぜ!っていう感じ。そりゃー、ビヨンセも惚れるわ!

 トリビア
ラップ界のスーパースターであるジェイZのドキュメンタリー。

 その他

 受賞歴
>> Black Reel Awards
2005 Nominated Best Film, Musical or Comedy

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0428518/
http://en.wikipedia.org/wiki/Fade_to_Black_%282004_film%29
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=322990

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Last Modified: 2008-07-27
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