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Cast >>Sylvester Stallone (Barney Ross), Jason Statham (Lee Christmas), Jet Li (Yin Yang), Dolph Lundgren (Gunner Jensen), Randy Couture (Toll Road), Terry Crews (Hale Caesar), Arnold Schwarzenegger (Trench Mauser), Mel Gibson (Conrad Stonebanks), Harrison Ford (Max Drummer), Wesley Snipes (Surgeon), Antonio Banderas (Rapido), Kellan Lutz (Smilee), Ronda Rousey (Luna), Kelsey Grammer (Bonaparte), Victor Ortiz, Glen Powell ...
Director >>Patrick Hughes
Writer >>Creighton Rothenberger, Katrin Benedikt, Sylvester Stallone
Producer >>Avi Lerner, Kevin King-Templeton, Danny Lerner, Les Weldon
Genre >>Action
Country >>USA
Release (US) >>08 / 15 / 2014
Release (JP) >>11 / 01 / 2014

 総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
"Jing-a-lang"
「消耗軍団」の隊長ロス(シルベスター・スタローン)は、いつものクリスマス(ジェイソン・ステイサム)、ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、トール・ロード(ランディ・クートゥア)を引き連れて列車を追いかけた。そこにはかつて消耗軍団だったドクター・デス(ウェズリー・スナイプス)が捕らえられていたのだ。やっと行方を知ったロスは助けに来たのだった。難なく助けた所で、すぐに別の任務に向かう消耗軍団。ドクター・デスもそのまま向かわされた。既にへイル・シーザー(テリー・クルーズ)が現場に乗り込んでいた。そして彼らは爆弾売買の現場にいた。そこでロスが見たのは、かつての仲間であったストーンバンクス(メル・ギブソン)だった。ロスはストーンバンクスに命を狙われるが、わざと逸らされ、代わりにへイル・シーザーがやられたのだった...

あの消耗軍団が無事に戻ってきた事も嬉しいのに、更にウェズリー・スナイプスが軍団入りをやっと果たすという嬉しさ倍増...いや100倍の続編。元々最初からスナイプスは軍団で当たり前だったが、あの脱税にて監獄入りに巻き込まれて断念した。そんなスナイプスにちゃんと「ようこそ!」を歓迎し、花を持たせるのが、軍団を率いる隊長らしいスタローンのスナイプスへの、そしてファンへの優しさなのだ。涙が出そうになりますね。まあそのスナイプスも、その隊長への配慮に応えるべく、キレっキレのアクションを最初から惜しみなく披露してくれている。もうこれ以上は望むものなど無いという程に!とは言え、スナイプスが帰ってきた事で、もう1人の黒人テリー・クルーズはもうお役御免かな?という感じで、やっぱり...の展開になったけれど、そういう映画に於ける黒人のキャラの定説を遊ばせたスタローンは一枚上であった。いや一枚どころか100枚上!スナイプスだけでなく、ドルフ・ラングレンやハリソン・フォードにメル・ギブソン、そしてアーノルド・シュワルツェネッガーにも配慮するスタローンはやっぱり隊長なのだ!

そんな隊長は自分の台詞でこう言ってました。「楽しまなきゃ!楽しむ事が大事」と。
(Reviewed >> 9/4/14:劇場にて鑑賞)

 100本映画
映画秘宝10月号でギンティ小林さんが、ウェズリー・スナイプスの事を約1/5...いや1/4を割いて熱く語っていらっしゃったので、これは見に行かなくては!と、やっと行ってきた。でも最終日。大抵は初日に行くのですが、子供の学校が始まったり、そして色々と重なってずるずるとタイミングを逃していたら、こんな感じ。確かにギンティさんが書いていた通り、スナイプスが光っている!だって今回は、消耗品軍団も増えに増えて15人位?勢ぞろいしたけれど、それでもギンティさんは1/4も割いてスナイプスを語ってるんですよ!そういう事なんですよ!!

消耗品軍団「エクスペンダブルズ」のリーダーのロス(スタローン)は、今日もヘリコプターを操縦していた。走る列車に軍団のクリスマス(ジェイソン・ステイサム)、ヤンセン(ドルフ・ラングレン)、トール・ロード(ランディ・クートゥア)を上手いこと忍ばせた。そこで彼らが見たのが、捕らわれていたドクター・デス(ウェズリー・スナイプス)。ロスは長年行方が分からなくなっていたドクター・デスの居場所をようやく知り、救出したのだった。そんなドクター・デスだが、そのままアメリカに帰れる訳ではなく、ソマリアで行われていた爆弾売買の情報を掴んでいた軍団の任務に行かされる羽目となった。その爆弾売買でロスが見たのは、死んだ筈のかつての仲間ストーンバンクス(メル・ギブソン)だった。そんなストーンバンクスは、銃でロスの頭に焦点を合わせたが、わざと外してへイル・シーザー(テリー・クルーズ)のお尻に命中させるのだった...

もうね、冒頭の列車シーンからソマリアでメル・ギブソンに会う所のアクションがずっーーーーーーと続いて欲しいと思った!もうその流れが最高に気持ち良い。ウェズリー・スナイプスは、本当に監獄に居たの?という位、キレっキレ(って言葉も使いこんだ気がするのでそろそろ新しい言葉を捜したいけど、その言葉しか浮かばない)なアクションの連続を見せてますよ。するすると上に登っていくのが気持ち良い。あー、気持ち良いー。いい、いい、いい、すごいいい(分かる人がいればいいです)。スナイプスに対しての「お帰り!」感と、元々はオリジナルの消耗品軍団になるべきだった男への敬意感が、泣かせるのですよ。スナイプスのファンなら更に100倍泣ける!居るべき場所があるっていうのは、男にとって最高なのでは?居場所のある男。最高!!しかもステイサムをライバル関係?にして、「俺が戻ったからにはウカウカさせねーぞ!」感ね。切磋琢磨。

でもね、長年黒人俳優のファンだと、「あー、スナイプスの代理で消耗品軍団となったテリー・クルーズはお役ごめんかー!」と思ってしまうんですよね。所謂トークンブラックってやつで、1映画に1黒人みたいなお約束。黒人俳優ファンのあるあるで、疑心暗鬼ってやつです。で、そういう流れじゃないですかー。うぉー!!テリー・クルーズぅー!と思っていたら、さすがスタローン。そういう私のファン心理も完全に遊んでいた。さすがっす!つーか、スライ隊長はそんな事しないよねっていう。

前作『The Expendables 2 / エクスペンダブルズ2 (2012)』の時にもそうだったけど、やっぱり台詞がイチイチ良いね。大学で演劇学んだスナイプス以外は、この映画に出ている人たちは台詞じゃなくてアクションだけでのし上がった俳優ばかりだけど、そんな口数少ない俳優達の台詞がいい。後がない男達感が最高ね。あそこまでやっているからこその臭い台詞。「くぅーー!」って、こっちも自然にテンション上がって川平慈英になっちゃいますよ。

ただ新しい若い人たちはアレかな?スライ隊長としては、新しい若い人たちとも一緒にバリバリやって、彼らを育てたいというのもあるんだろうけどね。でもあそこだけ中だるみなんだよね。冒頭からソマリア、そしてラストは最高に圧巻!なのに!!でもいいの!スナイプスが完全復活!!だから!!!あーー、早く『ブレイド』の新しいの観たいー!観たい、観たいーーーー!!!

 トリビア
今回からは念願の出所したウエズリー・スナイプスが参加!他にもハリソン・フォード、メル・ギブソン、アントニオ・バンデラス、そしてケイシー・グラマーも参加!その代わり、ブルース・ウィリスがクビ!!

 その他

 受賞歴
* The BEST OF SOUL
2014 映画秘宝 私が選んだベストシーン : ウェズリー・スナイプス全シーン

 サウンドトラック


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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt2333784/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Expendables_3
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349219

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Last Modified: 2014-01-04
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