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Cast >>Cuba Gooding Jr. (Alex Thomas), Angie Harmon (Kate Crawford), James Woods (Vaughn Stevens), Patrick Fabian (Brian Martin), Peter Greene (Jack Baldwin), Jack Scalia (The President), Anne Archer (The First Lady), David Selby (Shakey Fuller), Burt Reynolds (General Montgomery) ...
Director >>Andy Cheng
Writer >>J.C. Pollock, Andy Cheng
Producer >>Johnny Martin, David E. Ornston, Richard Salvatore, Tierre Turner
Genre >>Crime
Country >>USA

 総合ポイント 3.5点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>3

 レビュー
"Game Day"
アメリカ大統領はいつも行くフットボールの試合ではなく、今回はスピーチの為にファーストレディ(アン・アーチャー)とシークレットサービスのアレックス・トーマス(キューバ・グッティング・ジュニア)と共に車に乗っていた。目的地ではトーマスの上司スティーブンス(ジェームス・ウッズ)がセキュリティの指揮を執っていた。そこに滑り込んでやってきたのが新聞記者のケイト(アンジー・ハーモン)と、見知らぬカメラマンだった。いつものように車から降りる大統領。しかしカメラマンが突然銃を突き出し、大統領めがけて発砲した。止めようとするトーマスだったが、銃弾はトーマスの手をかすめて大統領の胸に命中した。ケイトは大統領暗殺の真相を突き止めようとするも、何者かにつけられていた。トーマスと接触するケイトだが、トーマスは大統領暗殺を止められなかった事で自暴自棄になっており...

キューバ・グッティング・ジュニア主演のDVDスルー作品である。が、ジェームス・ウッズにバート・レイノルズが出演しており、中々の重厚感がある作品。政治スリラーとして途中にアクションを挟みながら中々のドラマをテンポ良く作り上げている。が、最後だけがぼんやり。意味や意図は理解できるんだけど、なんだかスッキリ・ハッキリしない最後。最後の最後まで全員胡散臭かったのが良い。故に最後のぼんやり感は意図的であろう。

最後がスッキリしないので好き嫌いがハッキリと分かれる筈である。それにしてもキューバ・グッティング・ジュニアは良い役者だ。最初から何だかスッキリしていない表情であった。終盤でその切なさの意味が分かった。
(Reviewed >> 5/26/15:DVDにて鑑賞)

 100本映画
たまに観たくなっちゃうキューバ・グッティング・ジュニアのDVDスルー作品。だって結構良かったりしちゃうんですもの。いい映画じゃないけど、確実に面白い映画。私の中ではキューバへの評価はスカイハイっす。『Coming to America / 星の王子ニューヨークへ行く (1988)』で散髪してもらっていた頃から好きだったよ!とはさすがにそんな嘘は書きませんが、確実に『Boyz N The Hood / ボーイズ’ン・ザ・フッド (1991)』の頃から好きだし、『Judgment Night / ジャッジメント・ナイト (1993)』も当時ビデオ録画して何回も観たわ。なにせ『Linewatch / バトル・ライン (2008) (Video)』も面白かった!これでオマリ・ハードウィックに出会ったのよねー。という事で、第2のオマリが居るかもしれないと見ました。ってこっちの方が先に作品ですけど。

オフィスで指揮取るアレックス(キューバ・グッティング・ジュニア)、そして現場での準備の指揮を取るスティーブンス(ジェームス・ウッズ)。彼らはシークレットサービスだ。アレックスは大統領のすぐ側で護衛をしているため、大統領とも親密である。その日、大統領はいつもの慣習でフットボールの試合に行く予定だったが、その日はイベントのスピーチに行く事になっていた。隣の席ではにこやかなファーストレディ(アン・アーチャー)が居た。2人が降り立った場所には沢山の人々とマスコミが駆けつけていた。ギリギリで着いたのが新聞記者のケイト(アンジー・ハーモン)と見知らぬカメラマンだった。カメラマンは大統領が車から降りて手を振った瞬間に、カメラではなく銃を手に取り大統領めがけて発砲した。アレックスはなんとか手を伸ばしたが、その手をすり抜けて大統領の胸部に命中。大統領は死んでしまった。悲しみに暮れながらも気丈に振舞うファーストレディ。その姿が余計にアレックスには辛かった。大統領が死んだのは自分のせいだと責めた。ケイトは犯人の姿を取材していく。単独犯とは思えなかったのだ。そしてケイトが取材した人々が次々に事故死していく。ケイトは何とかアレックスに接触した。最初は気にも留めなかったアレックスだったが、何者かが2人を襲う。そして...

という政治スリラー。もうキャスティングの名前見ただけで、「あ!この人だな!」って分かっちゃうものですが、それでもテンポが良くて面白かった。色々と捻ってますしね。それでもお約束も沢山。カーチェイスの際の子供が一杯に乗ったスクールバスがすれ違う...とかね。でもキューバ以外はみんな悪人に見えちゃう!まあピーター・グリーンは生まれた時から悪役みたいな人で、そのまま悪役だったし、バート・レイノルズはなんか顔のツヤや髪や髭のツヤが怪しい。ジェームス・ウッズはもう何回も書いているように怪しい人の代表だし、最後にはなぜかアンジー・ハーモンも怪しく見えた!というか、その最後だけがスッキリしないんだよね。なんなんだ、あのラストは!!犯人も分かるし、意図も分かるんだけど、観客はモヤっと感だけが残って終わっていく... まあ一番モヤっとしたのはアレックスですけどね。ファーストレディが言っていた「貴方は近すぎで見えない」。実はアレックスは近すぎで見えすぎだったんだよね。大統領の事は好きだった。必死で守ろうとした。だけど、アレックスは分かっていたんだな。人間として夫としての大統領を。だからずっとアレックスは冴えない顔をしていた訳ですよ。って、ここまで分かる・読める人はいるのか!難しすぎるだろ!!っていう映画ですね。

という訳で第2のオマリ・ハードウィックは見つけられませんでしたが、キューバ・グッティング・ジュニアはいい役者だな!って確認しました。

 トリビア

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


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 リンク
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 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0415778/
http://en.wikipedia.org/wiki/End_Game_(2006_film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329313

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Last Modified: 2015-05-27
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