1084
Cast >>Makena Diop (Mocktar), Rasmane Ouedraogo (Thiam), Adama Ouedraogo (Amade Sana), Souleymane Soure (Pate), Fatou Tall-Salgues (Coumba), Joseph B. Tapsoba (Tidiane) ...
Director >>Laurent Salgues
Writer >>Laurent Salgues
Producer >>
Genre >>Drama
Country >>Burkina Faso

 総合ポイント 5点/5点満点中
内容 >>5 演技 >>5 演出 >>5 音楽 >>5

 レビュー
"I like you much better when you were poor"
モクター(マケンナ・ディオプ)はニジェールから仕事を求めてフルキナファソの金炭鉱までたどり着いた。しかし既にゴールドラッシュは20年前に終わっており、過酷な仕事だけが待っていた。故郷を置いて出てきたのには訳があった。そんな状況の中でも、仕事仲間のティアム爺(ラスマネ・ウエドラオゴ)や、夫を亡くした若い女性コウンバ(ファトゥ・トール=サルグ)とその娘マリアマがモクターの心を癒すのだが...

フランス人が制作したアフリカ映画。これが中々美しい作品であった。冒頭からの砂漠の映像。そこから湧き上がってくるように出てくる人々。最初はそこで何が行われ、そしてなぜ地下から出てくるのか分からなかったが、徐々にそれがどうしてなのかが語られていく。既に枯れた金炭鉱で過酷な労働条件の中働いている人々。それぞれに事情があって、そんな生活をしている。そして彼等は互いに助け合い、励ましあい、そして慰めあう。他の人にとっては監獄暮らしような生活でも、彼等にはどこか居心地が良かったりするのだ。そんな所で男が自分を見つめなおし、人を救う事で自分も救われようとする。でも人はまた状況によって変わってしまう。ティアム爺のように。

塵が舞う中での塵の夢。夢は塵と共に消えていく。美しく、儚く。
(Reviewed >> 12/13/14:ストリーミングで鑑賞)

 100本映画
最近、やっとネットフリックスのストリーミングにも加入しまして...なんでもっと早くに入っていなかったんだ!と後悔。いいねー。DVDメニューにたどり着くまでのもどかしさもなく、宣伝・予告もなくいきなり映画が始まるのも超好き!そしてもうDVDでもない映画とかもあったりするし、DVDは入れないのにストリーミングはあったりもするし。何しろ届くのを待たないで、見たいと思った瞬間に見れるのがいいね。たまーに届いた頃にはもう熱が冷めている時があるから。でも、唯一の欠点がいつまでもストリーミングにあると思うなよ!です。この映画も12月14日以降は見れないという事なので急いでみました!そしたら、普通にDVDでも借りられたらしい。ちぇっ。まあいいです。超面白かったから!

ブルキナファソの砂漠で砂嵐の中、人々が穴の中から這い上がってきた。そこにやってきたのが、ニジェールから仕事を求めてやってきた男モクター(マケンナ・ディオプ)だった。どうやらそこは金炭鉱らしい。働く人々を見張っているのが、アマデ(アダマ・ウエドラオゴ)。いちいちうるさい男であったが、モクターの手を見て「お前は農業やってたな。そんな男に勤まるとは思わないが、仕事はやる」と、その過酷な金炭鉱で働く事になった。同じ班は、面倒見のいいティアム爺(ラスマネ・ウエドラオゴ)と体の大きく仏頂面のパテ(スレイマン・ソウレ)と明るいテディアネ(ジョセフ・B・タプソバ)であった。そして彼等の周りにいつも居るのが、夫を亡くした若い女性コウンバ(ファトゥ・トール=サルグ)とその娘マリアマであった。慣れない仕事に戸惑い失敗もするモクターであったが、彼は何かから逃れるようにその金炭鉱にたどり着いたのだった...

まーー、美しいこと!最初の砂漠のシーンから美しい!でもこの作品、アフリカ人が撮ったアフリカ映画ではないんですよ。フランス人のロラン・サルグの作品。しかも彼はあのコッポラも出たUCLAで脚本などを学んでいる人物。で、これ書いている時に気がついたんですが、この映画のヒロインであるコウンバを演じたファトゥ・トール=サルグとラストネームが同じなのですが、彼女と結婚しているのかな?滅茶苦茶綺麗なヒロイン!でもこの監督の作品、この1本だけなんだよね、今の所。

しかしブリンブリン...金金ジャラジャラ...所謂アクセサリーってなんだろうねーと思っちゃうよね。私は元々あんまり興味なく、普段は結婚指輪くらいしかしていないけれど、益々そういう物に興味を失うわ。『Blood Diamond / ブラッド・ダイヤモンド (2006)』しかし、この映画しかり、命がけで採掘しているのに、本当の意味での富を得ているのは採掘者でもなく、他の人だよね、結局。こういう映画を見ると、その大きさとか値段の高さで自慢げにつけているのを見ると、なんだかねーって思っちゃいますよね。で?っていう感じ。まあこの映画のテーマでもあるんだと思うんですが、所有する事とは?ですよね。思いがあるなら、手放すこともあるかもしれないという。主人公は過去をずっと引きずっているので余計に。やっと心の拠り所を見つけたけれど、それを彼等の為に手助けして手放す。そうする事で自分も解放されるかもしれない。でも...なんですよ。

そして、ああアフリカの黒人も白人のダンスについてはバカにするんだー!って思いました。内緒ですけど、アメリカの黒人たちは影でメッチャ言ってますよ。集まると言ってますよ。良く耳にしますから。それで盛り上がって、違う話に展開して、やっぱり俺たち最強説に辿りつき、何でや!と私は思っているのですが、まあそういうところが可愛いんですよね。でも、それはアフリカでもなんだーと思いましたね。いや本当の所は分からないけどね。だって上にも書いた通り、この映画はフランス人監督が書いた脚本なので。というか、監督も言われたのかな?だからかな?

 トリビア
UCLAで脚本書きを学んだフランス出身のロラン・サルグの長編デビュー作。アフリカのブルキナファソを舞台にしたドラマ。
原題は『Reves de poussiere』。

 その他

 受賞歴
* Kerala International Film Festival
2008 Nominated Golden Crow Pheasant : Laurent Salgues

* Sundance Film Festival
2007 Nominated Grand Jury Prize World Cinema - Dramatic : Laurent Salgues

 サウンドトラック


Soundtracks not available

 関連記事

 リンク
US Official SiteNot available

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt0899095/
http://en.wikipedia.org/wiki/R%C3%AAves_de_poussi%C3%A8re
Not available from Allcinema

 関連商品(アマゾン)
DVD or VHS
from Amazon.com
Blu-Ray
Not Available
Video On Demand
Not Available
Book
Not Available
Soundtrack
Not Available
Not Available
Not Available
Not Available
Not AvailableNot Available
Privacy Information

ネットフリックス
Not availableNot available

Last Modified: 2013-07-24
>> HOME