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●● レビュー Divasアトランタでクラブシンガーをしていたオリヴィア(ダイアナ・ロス)。有名なプロデューサーが、オリヴィアをニューヨークに呼び寄せようとしていたが、オリヴィアには事業を始めたばかりの夫アダム(ブライアン・ストークス・ミッチェル)と生まれたばかりの娘ケイラが居た。しかし夫とすれ違いを見せ始め、迷ったオリヴィアは一人ニューヨークへと旅立った。18年後、アダムの店を手伝いながら、18歳になったケイラは歌手になる事を夢見ていたのだった。ひょんな事から、ケイラはラジオの懸賞をあて、とあるスーパースターのライブに招待されたのだった... 常に時代のスーパースターとして歌い続けるダイアナ・ロス。女優としてもアカデミー賞にノミネートと、歌だけでなく演技にもその才能を発揮しているのは、誰もが知っている。そのダイアナ・ロスと、若き歌姫ブランディの共演。ブランディもTVシリーズを経験し、演技にも定評がある。ダイアナ・ロスがダイアナ・ロスを演じたかのように、この映画のキャラクターも歌姫。違いがあるとすれば、ダイアナ・ロスはママとしてもしっかり仕事をしていて、子供たちを見事に育て、数人は芸能界で活躍している。そのダイアナ・ロスのママぶりと、歌姫ぶりが発揮されている。やっぱりダイアナ・ロスは凄い!と思わせてくれる。ブランディも才能あるけど、ちょっと泣きすぎかな?そして物語がたまに唐突に展開し過ぎなのが気になった。多分、歌に時間を割いたせいだろう。 歌姫VS歌姫...というよりも、歌姫&歌姫。ラストに象徴されているように、2人の美しいハーモニー。でもやっぱりダイアナ・ロスにはスポットライトが自然に向いてしまうのです... (Reviewed >> 3/5/12:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 ちょっと見たい映画があったので探していたのだけど、中々出てこない。そんな時に目についたので見てみました。ダイアナ・ロスとブランディの歌姫対決。なんて書いたら、ダイアナ・ロスが即効勝つよねー。まあそういう感じの映画でした。ダイアナ・ロスが久々に本格的に映画に出た作品。1994年に「Out of Darkness」というテレビ映画には出演しているが、大スクリーンに戻るのは「The Wiz / ウィズ (1978)」以来。ダイアナ・ロスは女優としても「Lady Sings the Blues / ビリー・ホリディ物語/奇妙な果実 (1972)」で、アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされる位の実力の持ち主。ダイアナ・ロスだけは、ガチで凄いと思う。そのダイアナ・ロスが演じたのが、シンガーとしてのキャリアを追求する為に、生まれたばかりの赤ちゃんを置いて、ニューヨークに出た女性を演じている。で、その娘をブランディが演じている。ブランディはそんな母の状況を知らずに、シンガーを目指している若い女の子。ダイアナ・ロスはここでも素晴らしいですよ。ダイアナ・ロスの歌声もたっぷり堪能できる。でも...映画としては、イマイチかなー。展開が早すぎ。歌に時間を割いているので、物語はそこまで時間を割いていない。なので展開が早すぎる。まあミュージカルにありがちな失敗パターンですね。そしてブランディがこれまたよく泣くんですわ。事情があるとはいえ、泣きすぎなのでドン引き。可哀相と思うよりも、いい加減許してやれや!と思ってしまいます。 そして、ダイアナ・ロスの元夫、そしてブランディのパパを演じたのが、ブライアン・ストークス・ミッチェル。巧いねー。「Jumping The Broom / 日本未公開 (2011)」では、アンジェラ・バセットの夫役。目立たない人だけど、素晴らしいです。 でも娘と母のハーモニーが大事だったと思うのだけど、ブランディではちょっぴり役不足。ブランディもテレビで経験積んでいて、才能は十分にあると思う。でもダイアナとはやっぱり釣り合わないかな?80年代頃にダイアナ・ロスとホイットニー・ヒューストンで観たかったもねー。いや、ホイットニーだったら、アレサ・フランクリンを母親役で見たかったかも??いや、それか現代でホイットニーが母親役で、ジェニファー・ハドソンが娘役で見てみたかったも!! (0972本目) |
●● トリビア 60年代の歌姫ダイアナ・ロスと現代の歌姫ブランディの豪華共演ドラマ。共演には、「ニュージャックシティ」のアレン・パイン。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. "Almost Doesn't Count" - Brandy Norwood2. "Have You Ever" - Brandy Norwood 3. "Love Is All That Matters" - Brandy Norwood, Diana Ross 4. "He Lives in You" - Diana Ross 5. "Until We Meet Again" - Diana Ross 6. "Carry On" - Diana Ross 7. "Someone That You Loved Before" - Diana Ross Soundtracks not available |
●● 関連記事 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0177721/http://en.wikipedia.org/wiki/Double_Platinum http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=159583 |
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