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●● レビュー Sleepless Night(Reviewed >> 4/18/17:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 そのまんまニューヨーク『Doin' Time in Times Square』これね、あり得ない位斬新!あの伝説的な『Wild Style / ワイルド・スタイル (1983)』の監督チャーリー・エーハンが、80年代後半に住んでいたタイムズスクエアにあった(正確には43rdと8th Ave.)アパートの部屋から路上で起こった事(主に夜)を記録しているだけ。なので上からのショットばかり。しかも遠目。ね、斬新でしょ!でもね、当時のニューヨークだから、それはそれは色んな事が起こる。夜に拡声器で聖書を読んでいる人とか、黒人女性同士の喧嘩とか、夜中に音楽掛けて踊っている人たちとか、逮捕されたけど逃げてすぐ捕まる少年とか、白人男性と黒人男性の喧嘩とか、銃声?とか、大きなリムジンが止まっていたりとか、叫ぶ女の人とか、警官の車が10台くらい来たりとか... あああの頃はこんなにギラギラしていたんだなーと。ちなみに拡声器で聖書を読んでいる人が居ましたが、あれと全く同じような感じでうちの留守電に入っていた事2回もあった。怖いよー、マジで。 ちなみにDVDにはチャーリー・エーハンの最近のインタビューもおまけ映像である。なんでもこの近辺がウータン・クランのカンフーおたくRZAも通ったであろうカンフー映画ばかりを上映する映画館があったそう。それもあって、監督はあの素敵な黒人カンフー映画『The Deadly Art of Survival / 日本未公開 (1979)』を思いついたという。そして!この映像を撮っていた頃、あの『Paris Is Burning / パリ、夜は眠らない。 (1990)』もアパートの真下で撮影されていたって!近くに彼らのボールがあったのがその理由。それも観たかったー!って、人の映画を勝手に録画しちゃーいけないか。 チャーリー・エーハンの奥さんがアーティストで、その2人の間に出来た子供ジョーイの成長記録でもある。彼の誕生日が2回位出てきて、妹が出来る。なので2年位、ただ路上を取り続けたんだと思う。彼らが飼っているネコが、ネズミの死骸をぉおおお....あわあわ... と、いきなりグロテスクなシーンもあったりするけど、どれもニューヨークぽい。寧ろニューヨークしか感じない。 最高に面白そうだった80年代後半のギトギトギラギラしたニューヨーク。そんなニューヨークが100%そのままに残っている斬新な作品だ。 (1545本目) |
●● トリビア 『ワイルドスタイル』のチャーリー・エーハン監督作品。自分のアパートの窓からタイムズスクエアで起きたことを記録している実験的なドキュメンタリー。ニューヨーク映画祭で上映。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト Not available from IMDBNot available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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