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●● レビュー They want to burn us, I want to burn them.2003年から始まったスーダンのダルフールでの大量虐殺。その紛争を終わらせようとする世界から集まった6人のドキュメンタリー。 6人にはそれぞれのドラマと思いがある。でも願いは一つ。ダルフール紛争を一分一秒でも早く終わらせる事。それぞれが出来る事から思いをこめて彼等は日々活動している。俳優のドン・チードルは、その自分の名声を生かして、ダルフールについて声高々に語る。国連刑事裁判所の検察官ルイス・モレノ=オコンポは、自国アルゼンチンでの悲しい歴史を繰り返さない為にも国連レベルで頑張る。攻撃に遭う可能性のあるキャンプ地に食料を配給するパブロ・レスカルデは、家族と離れて寂しい思いをしながらも、食料に願いをこめる。難民キャンプで安全を守るアメッド・モハメッド・アバカルー。そして反政府軍に入った女性であるヘジワ・アダム。そして一般人であり、大学にてルワンダについて学んでから、ダルフールを知り活動家となったアダム・スターリン。私たちを代表している彼は途中躓く。やっぱり一般人である私たちには出来る事はないかと、そこで私も落胆する。でも彼は諦めなかった。彼の継続はドン・チードルやジョージ・クルーニーを引き寄せて、見事形にした。一般人だってやれば出来るのだ。 キャンプ地で生活する男の子が言う。「彼等は俺たちを燃やしてしまいたいんだ。だから俺たちも彼等を燃やしてしまいたいんだ。」と。やっぱり暴力は憎しみしか生まない。歴史がそれを既に証明している筈なのに、強欲という物が武器を取り暴力で破滅させていく。だからこそ、一分一秒でも早く、それを終わりにしなくてはならない。 (Reviewed >> 6/7/08:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 普段から積極的にダルフール紛争の滅亡に務めているドン・チードルによるダルフールについてのドキュメンタリー映画。ドン・チードルが製作・出演している。11/2から、LAとNYで限定公開される。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 >> American Cinema Editors, USA2008 Nominated Best Edited Documentary >> Broadcast Film Critics Association Awards 2008 Nominated Best Documentary >> Chicago Film Critics Association Awards 2007 Nominated Best Documentary >> Image Awards 2008 Won Outstanding Documentary (Theatrical and Television) >> Satellite Awards 2007 Nominated Best Motion Picture, Documentary |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://imdb.com/title/tt0988102/http://en.wikipedia.org/wiki/Darfur_Now Not available from Allcinema |
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