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●● レビュー "Storm's coming"(Reviewed >> 10/8/2020:VODにて鑑賞) |
●● 100本映画 ウェズリー・スナイプスxRZAならば...という後悔『Cut Throat City』ウータン・クランのリーダー、RZAが監督を担当したハリケーン・カトリーナが舞台のクライムストーリー!! って、!を2つもつけて煽ってみました。RZA監督と言えば、『The Man with the Iron Fists / アイアン・フィスト (2012)』。カンフー映画好きらしさがいい感じで出ていた作品でした。私は、そのカンフーとは関係ないウータン・クランのリーダーぽい『Love Beats Rhymes / 愛・ビート・ライム (2017)』も好きです。なので、この映画への期待度は高かったです。ウェズリー・スナイプスxRZAって期待しかないでしょう!! ハリケーン・カトリーナがやってくるというニュースが流れていた。漫画の才能があったブリンク(シャメイック・ムーア)は結婚し、ブリンクの幼馴染3人(デンゼル・ウィッテカー、デメトリアス・シップ、キーアン・ジョンソン)も祝福した。幾時が経ち、ブリンクは漫画を持ち込みをしたが認められず、カトリーナ後でブリンクたちの生活は一層苦しくなっていた。そんな中、4人はカジノを襲う計画をたてるが、それは街の悪党たちや警官を巻き込むことになり... なんというか、まだこういう映画を作っているのか、とは思った。強盗映画、ハリケーン・カトリーナ映画、どちらも多い。主人公が短絡的な映画も多い。それらの中には、良い映画も多い。けれど、この映画には、その良さがなかった。凄い豪華キャスティングで、その中でもT.I.やシャメイック・ムーアは好演しているのだけど、グッと心を掴まれるセリフやシーンはなかった。テレンス・ハワードのシーンは、浮世離れ過ぎてなぜか笑ってしまう。彼らが襲う場所も分かるんだけど、やっぱり良くないと、どうしても思ってしまう。観る者たちの良心が、この映画への評価を厳しくしてしまうだろう。どうせなら、ウェズリー・スナイプス演じるヒーローが、ハリケーン・カトリーナの影響で悪巧みをする悪党たちをマーシャルアーツでバタバタと一網打尽する映画をRZA監督で見たかったと思ってしまう。 (1772本目) |
●● トリビア ウータン・クランのRZAが監督のクライム・アクション。テレビシリーズ『Empire 成功の代償』のテレンス・ハワード、『ブレイド』のウェズリー・スナイプス、『ルディ・レイ・ムーア』のT.I.、『ドープ!』のシャメイック・ムーア、『黒い司法 0%からの奇跡』のロブ・モーガン、『オール・アイズ・オン・ミー』のディミトリアス・シップ・Jr、『トレーニング デイ』のイーサン・ホーク等が出演。 サウスバイ・サウスウエスト映画祭(SXSW)でのワールドプレミアが予定されていたが、コロナウィルスの為SXSW開催中止。 劇場公開は新型コロナウイルスのため遅れたが、全米では劇場公開が再開した8/21より始まった。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト https://www.imdb.com/title/tt3547306/https://en.wikipedia.org/wiki/Cut_Throat_City Not available from Allcinema |
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