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●● レビュー ママはいつも正しい。悪くない。笑える。けれど、なぜか面白くないのだ。物語も面白い題材なのだけど、すぐにオチが分かってしまう。それだけに分かり易い笑いが沢山だ。最後のビックリゲストも彼じゃなくって、コービー・ブライアントの方が、この映画のストーリーに合っているから、もっと笑えた気がした。 ジャ・ルールのキャラクターは要らないかな?って気もする。間延びするだけだった。ダニー・グローバーのキャラクターも然り。クイーン・ラティファのキャラクターが強烈なので、その2人のキャラクターは無駄な気がした。 タイトルから察するに映画「ソウルフード」の雰囲気を持たせたかったのだと思う。「クックアウト」も「ソウルフード」と同じ位、ブラックファミリーでは、ポピュラーな事。要は、両方共に食を囲んで家族が集まる。また、「ソウルフード」でもそうだったが、指揮を執るのは、ママかお祖母ちゃん。一つ違う点があるとしたら、「ソウルフード」の場合(日曜の)は、男性はキッチンには立たない事が多いが、「クックアウト」の場合は、大抵男性がグリルの前で肉を焼く事が多いって事。そのせいもあってか、この映画では男性が活躍する。パパも叔父さん連中も、主人公に口を挟む事が多い。けれど、やっぱり一番目立つのは、ママ。この映画で唯一好演していたのも、ママ役のジェニファー・ルイス。ママが、息子の派手なガールフレンドを意地悪にイジメル姿が、可愛らしい。しかも、本当に嬉しそう。私にも息子がいるが、あの気持が痛い程分かるのだ。 「ソウルフード」もそうだったように、やっぱりママが一番正しい。 (Reviewed >> 11/02/04) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア ナンバー1ピックでNBA入りする主人公が郊外に引越す事で繰り広げらるコメディ。主人公のストームPは、本作品でデビュー。新しいスーパースターとなるか?共演には、「リーサル・ウエポン」のダニー・グローバー、「White Chicks」のフランキー・ファイゾン、SNL優等卒業生で「レディス・マン」のティム・ミィアドウズ 、ラッパーのイヴとジャ・ルール、オスカーノミニーのクィーン・ラティファが特別出演し、原案とプロデューサーも勤めた。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0380277/http://en.wikipedia.org/wiki/The_Cookout Not available from Allcinema |
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