1550
Cast >>Matt Damon (Thomas Emhoff), Kate Winslet (Dr. Erin Mears), Marion Cotillard (Dr. Leonora Orantes), Gwyneth Paltrow (Beth Emhoff), Laurence Fishburne (Dr. Ellis Cheever), Enrico Colantoni (Dennis French), Jude Law (Alan Krumwiede), Sanaa Lathan (Mrs. Cheever) ...
Director >>Steven Soderbergh
Writer >>Scott Z. Burns
Producer >>Michael Shamberg, Stacey Sher, Gregory Jacobs
Genre >>Thriller
Country >>USA
Release (US) >>09 / 09 / 2011
Release (JP) >>11 / 12 / 2011

 総合ポイント 4.25点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>5 音楽 >>4

 レビュー
Invisible Links
べス(グウィネス・パルトロー)は香港からの出張後にインフルエンザのような症状で寝込んだ。2日後に倒れた。すぐにべスの息子も倒れたが、夫のミッチ(マット・デイモン)は平気だった。そして世界各地で人々が倒れていく。WHOのオランテス医師(マリオン・コティヤール)や、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)のチーヴァー医師(ローレンス・フィッシュバーン)やヘックストール医師が調査に乗り出すが、中々ウィルスを特定できず、その間に世界では死者数が上がっていく。現地で調査していたCDCのミアーズ医師(ケイト・ウィンスレット)も容態が悪化していく...

ハイパーリンク映画。様々な人が無数にリンクしていく映画。飛行機やインターネットの発達で今は世界中の人々がリンクしていく。その中で起こる恐怖。幾ら機械化しているとはいえ、人々は無数に肌と肌をふれあい、そして空気を共有し合っている。という事は、我々は無数のウィルスも共有し合っている事を思い出させてくれた。しかしこの映画はその見えないウィルスの怖さだけでなくて、平常心を失った人々の怖さも描いているのがいい。そしてそのウィルスと戦う人々の人としての弱さも見せていく。

スティーブン・ソダーバーグはその数々の見えない恐怖を見せていくのが巧い。人々は色々なモノと戦っていかないといけないのだ。スペインかぜやペスト等...そうやって、我々は強くなったのだと思い知らされる。
(Reviewed >> 2/23/12:DVDにて鑑賞)

 100本映画
いやー、この前も書いたけど、グウィネス・パルトロウは嫌いになれる要素が一杯あるねー。この映画でも、一番悪くない?ウィルスは持ち出すわ、別れた夫と不倫してるわ、最悪な女性ですよ!マット・デイモン、可哀想過ぎ。別れた元夫と不倫なんて、一番酷い。この人のせいで、世界中がパニックになった訳ですよ。いや、本当は手を洗わない人が一番悪いんですけど...

という事で、近年でもSARSや鳥ウィルスだなんだと、普通にしていると見えないウィルスはなんだか怖い。見えてるウィリス(ブルースね)も老けないから怖くなってきたけどね。なんだかかんだと人間は強いようで、弱い。今回も新種のウィルスで人がバタバタと亡くなっていく。単なるインフルエンザだと思っていたら違っていた。しかもウィルスが特定出来ないから、薬もない。この映画の面白さは、ウィルスの怖さだけじゃなくって、人が理性を失った怖さも描いている点。その変を上手く描きだすのに使われたのが、ジュード・ロウのアランという男。ブロガー。根拠のない物を効くと書いて、余計に一般市民を混乱させていく。でもアランは愉快犯でそうした訳じゃないですからねー。インターネットには大きな間違いやデマが数多くあるので、それを見極めていく事も大事。スルー検定っていうやつですね。でもスルーしちゃいけない事柄もあったりします。

無数の人がリンクしていくハイパーリンク映画。「Crash / クラッシュ (2005)」と同じ。でもこの映画はその見せ方も巧かったですね。世の中は映画以上にハイパーリンクしている。人と人が接せずには生きていけない。だからこそ触れる恐怖がある。でもこういうハイパーリンク映画には数多くの俳優が登場する楽しみもある。その中でやっぱりケイト・ウィンスレットは見せるなーと思わせてくれました。彼女の巧さが引き立ってた。ローレンス・フィッシュバーンの妻がサナー・レイサン。やっぱりちょっと違和感あるかな??年齢的にもう一回り上の女優さんが良かった。

U2の曲が心に染みる!同じ曲が「リアリティ・バイツ」でも使われてたよね。あのビデオは懐かしい。ショート映画のような素晴らしい出来。あのピーター・ディンクレイジが出てたんだよね。

っていうか、こんなニュースを見つけました。リアル「コンテイジョン」じゃないか!!((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 トリビア
スティーブン・ソダーバーグ監督の最新作。ローレンス・フィッシュバーンが医師の一人を演じ、サナー・レイサンがフィッシュバーンの妻を演じる。マット・デイモン、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレットとオールスター作品。
日本公開が2012年2月から2011年11月12日に変更。

 その他

 受賞歴
* Black Reel Awards
2012 Nominated Outstanding Supporting Actor : Laurence Fishburne

* Image Awards
2012 Nominated Outstanding Actor in a Motion Picture : Laurence Fishburne

* Phoenix Film Critics Society Awards
2011 Nominated Best Ensemble Acting

 サウンドトラック


Soundtracks not available

 関連記事

 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1598778/
http://en.wikipedia.org/wiki/Contagion_(film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=340856

 関連商品(アマゾン)
DVD or VHS
from Amazon.com
Blu-Ray
from Amazon.com
Video On Demand
Not Available
Book
Not Available
Soundtrack
Not Available
from Amazon.co.jp
from Amazon.co.jp
Not Available
Not AvailableNot Available
Privacy Informationプライバシーについて

ネットフリックス
Not availableNot available

Last Modified: 2011-09-07
>> HOME