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●● レビュー Recycle of Painウォール(ヒース・ヒーリング)は20戦無敗で、総合格闘RECのチャンピオンに君臨していた。RECは亡くなった全オーナーの父からヴィクトリア(バイ・リン)が引き継ぎ、好き放題していた。ウォールの20戦全勝は、ヴィクトリアの父の時代のRECに所属していたダルトン・ハント(トニー・スキエーナ)の21連勝に続くものだった。しかしダルトンは突然引退し、格闘技も訓練もしておらず、田舎で苦しい生活をしていたのだった。ヴィクトリアはあらゆる手を使って、ダルトンを再びリングに立たせ、会社の利益の為にウォールと対戦させようとしていた... 在り来たりな格闘映画ゆえ、何となく普通に見れてしまう。それがこの映画の罠だ。考えてみれば、実にチープ。格闘技を楽しむのは男性ばかりと、安っぽいラブシーンが突然後半に非常に増えてくる。セクシーでもないポルノ女優のような下品な女性がやたらと裸体が露出。だんだんムカついてくる。そしてもっとダメなのは、その物語だ。負け犬が機械に頼らない昔ながらの方法で訓練して強くなる。戦いにそれなりの理由があったりする。「ロッキー」そのものである。ロッキーには時代や色んな物を背負ったそれなりの魅力があったが、この主人公は男前だがそれがない。意味のないものをずっと見せられている気がした。結果も分かりやすくて簡単すぎる。 魅力の無いエクスプロイテーション映画。昔のいい映画を悪い形でリサイクルしているのだ。だったら昔のいい映画をまた見た方が良いに決まってるではないか。 (Reviewed >> 7/10/10:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 すっかり騙されました。DVDのジャケット写真とクレジットの感じから、てっきりキンボ・スライスが主役だと思ったのです。キンボ・スライスと言えば、「黒人3大がっかり」の一人ね。もう一人はあのマイケル・ジョーダンよりも先に2番目にドラフトピックされたサム・ブーイね。あと一人は誰だろ?とにかくキンボ・スライスはストリートファイトで負けなしとかで、鳴り物入りで格闘界デビューしたのにボロ負けが続いているがっかり男です。最近は映画にも出るようになって、あのマイケル・ジェイ・ホワイトと共演した「Blood and Bone / ブラッド&ボーン 真拳闘魂 (2009)」にも出て、ホワイトから蹴り食らってましったけ。私としては、映画の中でもいいからとにかく勝って欲しい!それだけです。で、今回は主役だから勝つだろう...と思ってみたら、主役じゃないし、勝ってないし... そしてまた殴られてるし... いやん!もう!!と、出だしで躓き。主役はダルトン・ハントを演じたトニー・スキエーナという俳優。昔はRECという団体の不動のチャンピオン。21連勝したのだけど、22連勝する前にとある事故があって突然格闘界から消えてしまう。RECで今活躍するのがヒース・ヒーリング演じるウォールという男。20連勝中。となると、21勝しているダルトンが目の上のたんこぶ。今RECを指揮っているのが、バイ・リン演じる女性。商売の為に無理矢理ダルトンをリングに連れ込むんです。 と、まあ普通。途中までは割りとファイトシーンもあったり、親友の為にリベンジとか、古臭いトレーニング方とか、負け犬がどんどん強くなったりとか、何となく「ロッキー」を思わせる作りなんですが、最後から急にエロいシーンが多くなって安っぽいアダルトビデオみたくなってる。しかもさ、バイ・リンはさすがにもういい年だから彼女のヌードなんて見たくないですわ。ウザイし下品でしたね。しかもパンツも脱がないし大して触って貰ってないのに、なぜあえぐのさ!! 最初から最後まで騙されっぱなし。本当にキンボ・スライスにはがっかりさせられっぱなし... そろそろ諦めるか。 (0730本目) |
●● トリビア キンボ・スライスやヒース・ヒーリングにフランク・ミア等の様々な格闘のジャンルから錚々たるメンバーが参加したアクション映画。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 * The BEST OF SOUL2010 映画秘宝 私が選んだトホホ映画 2010年度1位 |
●● サウンドトラック 1. "Burn It Down" - OedipusSoundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1541664/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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