|
●● レビュー "Snack size Denzel"20年前のセントラル高校。肥満児のロビー(ドゥエイン・ジョンソン)は、シャワー室で気分良く歌い踊っていた。それを影で観ていたトレバーとその一味は、全裸のロビーを担ぎ出し、カルヴィン(ケビン・ハート)が成績優秀で表彰されていた体育館に放り投げてしまった。多くの生徒が集まる場所で全裸を見られたロビー。カルヴィンが機転を利かせて、自分が羽織っていたジャケットをロビーに渡した。20年後、カルヴィンは成功すると思われていたが、実際には会計士のしがないサラリーマンだった。高校時代からの彼女と結婚し、高校から同窓会の知らせが来ていたが、今の自分を知られたくないので、行かないつもりだった。そんな時、ボブ・ストーンと名乗る高校時代からの友人がフェイスブックで連絡してきて... ロック様主演のコメディ映画。ケビン・ハートが主役だと思っていたが、これは完全にロック様が主役!デカいロック様が、チビッコいケビン・ハートを連れて暴れまくる。とはいえ、上で書いたように高校時代にイジメられていたロック様が演じた役は、それ故にちょっと屈折しているのが面白かった。でも本当は心優しく、ユニコーンや映画『すてきな片思い』が大好きというファンタジックな男でもある。しかも割りとウザい。しつこく面白動画を送り付けてくる。っていうのを、あのムキムキなロック様が演じているのが面白い。 台詞もマネして使いたくなる面白さがある。それはWWEの時のあのロック様の雄たけびと同じだ。そしてロック様らしく、アクションシーンはスマックダウン的迫力があって見応えがある。やっぱりこれは正真正銘ロック様の映画なのだ! (Reviewed >> 6/22/16:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 人一倍大きなロック様と人一倍小さいケビン・ハートのバディコメディ。所謂凸凹コンビですね。予告編でも分かるように、高校時代に巨漢過ぎでイジメられていたロック様が、高校時代に一番人気だったケビン・ハートとある事がきっかけで事件に巻き込まれていく映画。てっきりケビン・ハートが主演だと思っていたら、ロック様が主演でした!プロットとか話の展開はありきたりではあるのですが、中々面白かったです。特に台詞。ロック様がケビンの事を「スナックサイズのデンゼル様」とか呼んだり、まああとはネタバレになるので書きませんが色々他にも面白い台詞が一杯ありました。ネタバレにならないように書くと、テイラー・スウィフトのディスとか面白かった。あと、最初に書いたように凸凹コンビなので、その変の身体的な面白さとかも一杯。ロック様がユニコーン好きなだけで笑えるじゃないですか!フェイスブックなどの小ネタも面白いです。あ、ケビン・ハートと言えば、最近ではアイス・キューブ兄貴とのコンビが有名で、眉以外は動かないアイス・キューブ兄貴の周りでちょこまか動いて口も動かすケビン・ハートっていう感じですが、この映画ではロック様が動き回るので、その分面白いですね。ケビンは逆にちょこまかとさせない方が活きるのかもしれないと、この映画で思いました。ケビンが「黒人に『すてきな片思い』観て好きな奴はいない!」と豪語してましたが、居るよ。うちに居るよ!うちのもロック様みたいにムキムキだけど『すてきな片思い』大好きっ子。カメオとかも楽しい。予想はついちゃうけど、笑ってしまうコメディです。(1486本目) |
●● トリビア ロック様(ドゥエイン・ジョンソン)とケビン・ハートがタッグを組むバディコメディ。『ハングオーバー!』で知られる俳優エド・ヘルムズが制作総指揮の1人。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 * 映画秘宝 2017年6月号にてブラックムービー最前線に本作について寄稿。(4/21/17) |
|
●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1489889/https://en.wikipedia.org/wiki/Central_Intelligence http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=361469 |
|
|