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Cast >>Halle Berry (Jordan), Abigail Breslin (Casey), Morris Chestnut (Phillips), Michael Eklund (Foster), Michael Imperioli (Alan), David Otunga (Devans) ...
Director >>Brad Anderson
Writer >>Richard D'Ovidio
Producer >>Bradley Gallo, Jeffrey Graup, Michael A. Helfant, Michael Luisi, Robert Stein
Genre >>Thriller
Country >>USA
Release (US) >>03 / 15 / 2013
Release (JP) >>11 / 30 / 2013

 総合ポイント 3.75点/5点満点中
内容 >>3 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
"It's already done."
ジョーダン(ハリ・ベリー)は、ロサンジェルスの911コールセンターのベテランで、警察官ポール(モリス・チェスナット)との交際も順調だった。しかしある時とったコールが、若い女性リアからのもので、部屋に侵入者が来たというものだった。いつも通り進めていたジョーダンだが、ジョーダンのちょっとした不注意でリアはその侵入者に殺されてしまったのだった。それから6ヶ月、ジョーダンは現場を少し離れ、新入りの指導者をしていた。その新入りがとったコールがケイシー(アビゲイル・ブレスリン)からで、買い物の後に何者かに突然襲われて、車のトランクの中に居るという電話だった。新入りが何も出来なかったので、ジョーダンはそのコールを引き継ぐ事になるが...

ハリ・ベリーとアビゲイル・ブレスリンが共演のスリラー作品。なぜかWWEが制作に絡んでいるので、レスラーのデビット・オトゥンガも出演。プロットは単純で分かりやすく、先は見えてしまうが、それでもドキドキする。「嗚呼」と安堵した所で、また「あ!」と観客が希望を失う喪失感が、たまらない。裏切り感というより、喪失感。これまたハリ・ベリーが演じたジョーダンも、間違いを起こした後には喪失感が漂う。でもジョーダンにはまだ希望がある。犯人役の設定も気持ち悪くて、喪失感がある。顔が普通なだけに、余計に気持ち悪い。人は見かけによらないという怖さと、いつ自分がケイシーのような状況に陥るか分からない怖さを見せ付けられた。

たまにある中々面白い悪い作品。これだから、分かっちゃいるけど、ハリ・ベリーちゃんは止められないのである。
(Reviewed >> 7/1/13:DVDにて鑑賞)

 100本映画
ハリ・ベリーちゃんの新作ぅー。なぜかプロレス団体WWEが絡んでいて制作。なので、レスラーのデビット・オトゥンガも出演。WWE制作の映画は、レスラーが主役のパターンが多いけど、オトゥンガはあんまり出てこない。主役のハリ・ベリーちゃんの恋人役ポールを演じたモリス・チェスナットが警察官で、その相棒がオトゥンガ。遠いね。しかしオトゥンガってついてるよね。リアリティ番組(しかもくっだらない番組!)でデビューして、その後になぜか絶好調なジェニファー・ハドソンを高校時代からの恋人から奪い、そして婚約して子供まで作って、そしてWWEでレスラーデビュー。しかもハーバード大の法律科出(オバマ大統領と一緒)。WWE制作の映画で映画デビュー。けどレスラーとしては、つまんないよね。あは!

という事で、ハリ・ベリーちゃんが主役。そして子役だったアビゲイル・ブレスリンがティーン役で準主役。ハリ・ベリーちゃんが演じているのは、お父さんも警察官だったらしく、本人はロサンジェルスの911(日本で言う110番)のコールセンターに勤めているジョーダン。ベテランのジョーダンはいつものように電話を受けていた。ある日、若い女の子リアから掛かってきた電話を取った。リアは家に侵入者が入ってきそうで、家には一人きり。ジョーダンは的確なアドバイスで、警察が着くまでの時間、リアを無事に生還させようとし、そのジョーダンのアドバイスも見事に働いた。しかし電話が途中で切れてしまった。心配になったジョーダンは折り返しコールでリアに電話してしまう。しかし、そのコールが原因で侵入者にバレてしまい、侵入者はジョーダンに「終わった」という言葉を残し、電話を切る。後日リアが殺された事をニュースで知る。それからジョーダンは精神不安定になり、コールを取る事が出来ずに、新人研修の先生として現場から少し離れる。それから6ヵ月後、ジョーダンは先生として新人を指導していた。そして新人が実際に電話を取る事になった。的確なアドバイスをするジョーダン。しかし、また若い女の子ケイシー(アビゲイル・ブレスリン)から電話が掛かってきた。男に突然拉致されて、車のトランクの中に居るという。絶体絶命な状況の中、新人はパニくってしまい、先生のジョーダンに丸投げ。ジョーダンもパニくるが、何とか平静を取り戻し、ケイシーとの電話を続けるが...

こんな映画は良い筈がない!しかし、なんだこれ!面白い!結末なんて分かっちゃいるけど、いちいち驚いてしまう自分が居た。あっという間の94分間である。犯人も大して怖くないし、雰囲気も無い。弱そうである。でも気味悪い。普通の人そうだから余計に気持ち悪い。ハリ・ベリーちゃんだって、頼りにならなそうな弱い女性。アビゲイル・ブレスリンだけが、なぜか強そう。だけど彼女が一番絶体絶命。映画では良い感じに裏切られる方が面白い。この映画は裏切りとかいうレベルじゃなくて、絶望感がある。やっと安堵出来そうな場面で、やっぱり訪れる絶望感。それがたまらない映画だった。モリス・チェスナットの警官姿も勇ましくて素敵で優秀そう。だけど、いつも「なんでそんな頓珍漢な所にいるんだよ!」っていうのも面白い。マイケル・インペリオリが現れた時には、やほー!になるけど、結局はあほー!になる。ダサ過ぎる程に弱い。こういう状況、人間は弱い者かもしれませんね。

ちなみにこのエンディングには別バージョンがあるらしいが、たいした事ないらしい。そのエンディング、見なくても良い感じ。結末が変わる訳じゃない。でも、続編の話もあるらしい。うん、あの結末だと続編作れそうだよね。

この映画で学んだ大事な事は、アメリカで携帯はプリペイドじゃなくて、普通の携帯を持った方が絶体絶命の時に助かる率が高そうだって事!

 トリビア
ハリ・ベリー主演のサスペンス。制作にはアメリカのプロレス団体WWEが関わっている。その関係でレスラーのデビット・オトゥンガも出演。オトゥンガは歌手・女優ジェニファー・ハドソンのフィアンセ。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


Soundtracks not available

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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1911644/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Call_(2013_film)
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=346799

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Last Modified: 2013-02-06
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