Bones / ＢＯＮＥＳ　ボーンズ (2001)

●^●　総合ポイント　4.25点／5点満点中

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●^●　レビュー

実は、内容とかは全然期待していなかった。お目当てのパム・グリアとカリル・ケインが見られればいいや... ぐらいに思っていた。スヌープに茶々いれるつもりで見た。ところが、結構ちゃんと出来ていたプロットでびっくりした。大体の予想はつく内容だが、かなり楽しめる内容。それぞれの俳優達の持っているキャラクターに頼る部分もあるものの、すっかり心の底から楽しんでしまった。一人で見に行って、後悔。エグイシーンというか、かなり汚いシーンとかもあるが、結構怖い。けど笑える所もあって、これって「Scary Movie」のパロディ？って感じが2個所もあった。台詞も笑える。
パム・グリアのアフロも嬉しいが、あのグリーンのドレスやら、下着姿は、嬉しいシーン。（決して、変態じゃないぞ！ 70年代の映画が好きな人なら、意味を分かってくれる筈！）とくにあのドレスとパムの結末は、涙なしには語れない... 監督のディッカーソンも、70年代の映画好きな人なんだろう。そのディッカーソンとは、相性がいい筈なカリル・ケイン。今回も父親の力に翻弄されながらも、反発する青年役を堅実に演じておりました。それと、やっぱりこのケインは、ラブシーンが得意なんだろう。今回もかなりセクシーだった。その彼女で、パムの娘役の彼女は、今回初めて見たが（多分）、なかなか良かった。ケインの父親を演じ、この映画のキーパーソンと言えるクリフトン・パウエルは、一番難しい役所かな？「Next Friday」では、かなり怪しいピンキーを演じていたが、今回は全然違う感じでびっくり。スヌープも、冒頭で書いたように茶々を入れたくて見たけど、伝説の男ジミー・ボーンズを演じ切っていた。彼にしかあの役出来ない。スヌープの70年代映画ファンな一面が十分に感じられた。
映画の中では結構笑えるシーンもあって、怖いし、笑えるし、ホロっとするし、ハロウィンの超娯楽作品。

(Reviewed >> 10/27/01：劇場にて観賞)

●^●　トリビア

超人気ラッパーのスヌープ・ドッグが初主演を勤めたホラー映画。彼は、自分のミュージックビデオでも、70年代のヒーロー達を使い、彼が70年代映画ファンな事をアピールしているが、まさにその彼のファンぶりが伺える映画。なんと贅沢にも、その主人公の彼女役を勤めるのが、 70年代映画の女王、パム・グリアなのだ。映画事体の作りも、その手の映画ファンなら、涙なくして語れない映画になっている。
また、監督には、「Juice／ジュース」や「Bullet Proof／ダーティ・ボーイズ」のアーネスト・デッカーソン。また、監督とは「Juice／ジュース」以来、 2度目の顔合わせとなった、カリル・ケインも出演。

●^●　サウンドトラック

1. Birth of Jimmy Bones - Snoop Dogg
2. Legend of Jimmy Bones - MC Ren
3. Lost Angels in the Sky - Kokane
4. Ballad of Jimmy Bones - LaToiya Williams
5. Dogg Named Snoop - Snoop Dogg
6. This Is My Life - Eddie Kedricks
7. It's Jimmy
8. Raise Up - Kokane
9. These Drugs - D12
10. Death of Snow White - Bad Azz
11. If You Came Here to Party - Snoop Dogg
12. Fuck With Us - Big Tray Deee
13. Jimmy's Revenge - Snoop Dogg
14. Be Thankful - William DeVaughn
15. F-It-Less
16. Gangsta Wit It - Snoop Dogg
17. Memories - Cypress Hill
18. Endo
19. Fresh and Clean [Remix] [*] [*] - OutKast

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