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●● レビュー "We may be brothers, we even may be flesh and blood, but we ain't friends, Bobby(Reviewed >> 6/30/19:TVにて鑑賞) |
●● 100本映画 知ってるつもり?!デバージ家族の栄光と影『The Bobby DeBarge Story』正直に書くと、 デバージについて明るくない。この映画にも出てきた刑務所の男と私は同じで、 デバージと言えばエルかチコだし、「I Like It」と「Rhythm Of The Night」くらいしか思い出せない。この映画の主役であるボビー・デバージも知らなかった。なので、デバージという名前なのだから、「デバージ(というグループ)」に居たメンバーなんだろうなー位の認識であった。その知識は酷いので威張るなって感じだし(この映画鑑賞後に猛反しているので許して欲しい)、じゃ、何で見たんだよ!って感じですが、大好きなアウトキャストのBig Boi兄貴がベリー・ゴーディ役で出演したからです。それに、これでも一応デバージは気になります。「I Like It」と「Rhythm Of The Night」は、滅茶苦茶いい曲ですので。 1995年8月16日、ボビー・デバージ(ロション・フェガン)は、ミシガン州グランドラピッズの病院のベッドの上だった。駐車場では年配の白人男性が落ち着かずにタバコを吸っていた。その男性が意を決して病院に入り、ボビーにキスをして出て行った。遡ること1980年ロサンゼルスのステージでボビーは「Switch」というバンドのメインボーカリストとして女性からの歓声を浴びていた... こういう感じで、割りと成功した時からボビー・デバージを描いていく。小さい頃はフラッシュバック的に遡る。なので結構コンパクトにまとまっている。実質80分位の映画。でも、私みたいにデバージに詳しくない人でも分かりやすく描いてくれているし、テンポも良くて、とても見やすい。デバージ兄弟が10人いて、こういう兄弟映画では似すぎていて誰が誰か認識するだけで時間掛かってしまうこともあるが、これは割りとそれぞれの特徴捉えていて、その心配はあまりなかった。でも、最初のLAのステージシーンでは口パクが下手で、映画の序盤だったので嫌な予感しかしなかった。けれど、それ以降は割りとちゃんとしている。そのシーンだけもう一回やり直してくれたら点数もうちょっと上がったかも。 監督はラジオDJのラス・パー。ちょいちょい映画監督もしている。ケヴィン・ハートと組んだ『Something Like a Business / 日本未公開 (2010)』はイマイチだけど、アンソニー・アンダーソンなどが出演の『The Last Stand / 日本未公開 (2007)』は面白かった!あと、Big Boiだけでなく、歌手のロイドも出てます。Switchのメンバーであるグレゴリー・ウィリアムス役。あとは、デバージ家の母には『Boyz N The Hood / ボーイズ’ン・ザ・フッド (1991)』でドウボーイとリッキーの母役だったタイラ・フェレル!なんだか懐かしいー。90年代は『White Men Can't Jump / ハード・プレイ (1992)』とかも出てましたよね。 人物を紹介するバイオグラフィ的な自伝映画であって、核心というか、何かを訴えてくるような映画では決してないけれど、それでもやっぱり麻薬っていうものは、人を滅ぼすものだとは感じた。デバージのこと、私も少し明るくなった、そんな感じはした。 (1703本目) |
●● トリビア R&Bグループ「Switch」のメンバーで、「I Like It」などのヒット曲で知られる「DeBarge」のメンバーの兄弟でもあるボビー・ディバージの自伝映画。TV Oneオリジナルで、同局にて放送された。 歌手のロイドや、ラップデュオ「アウトキャスト」のBig Boi等が出演。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト https://www.imdb.com/title/tt10371014/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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