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●● レビュー "They refused to let tragedy defeat them"90歳になったルビー・ディは、キング牧師のメモリアルのオープニングで演説するオバマ大統領のスピーチを聞きながら回想していた。ルビー・ディの友人でもあるキング牧師の未亡人コレッタ・スコット・キング(アンジェラ・バセット)とマルコムXの未亡人であるベティ・シャバズ(メアリー・J・ブライジ)の親交について話していく... 黒人の偉大な指導者であり、よく比べられるキング牧師とマルコムX。その2人の未亡人が、夫の死後に親交を深めていたとは意外と知られていない。実際には、ミシシッピで暗殺されたNAACPのメドガー・エバースの未亡人マイリーの3人で親交を深めていたらしい。それぞれ夫が残した目的と希望を受け継いで、権利&目的達成のためにまい進した。とは言え、この映画で描かれたもの&事全てが実際にあった訳じゃないらしく、かなりドラマ性を加えたらしいのが残念ではあるが、女性の生き方にインスピレーションを強く与える作品である事は間違いない。そしてルビー・ディの熱いナレーション的な語りも美しかった。 女性の美しく力強い不屈な姿がある。しかも2人も。彼女たちは、夫のために子供のために女性たちのために、そして自分のために強く美しくあり続けた。そしてそれは感動的で人々の心を打つのだった。 (Reviewed >> 4/30/15:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 この作品、ポロっと抜けてました!引越し前にTV録画していたけれど、DVDに落とすのを忘れており、そのままDVRをケーブル会社に返したんです。そのまま私の記憶からも消えちゃってました。あは。うちのサイト、ポロっと抜けているんだよね。あのジョン・シングルトンもポロっと。シルヴァイン・ホワイトとかレジー・ロック=バイスウッドとかは入れているのに。この前、愕然としましたよ。なのでシレっと入れておきましたけど。おほほ。というどーでもいい情報はさておき、タイトルのベティさんとコレッタさんは、マルコムX未亡人(ベティさん)&キング牧師未亡人(コレッタさん)です。まあベティさんは沢山居る名前ですが、コレッタさんの方で何となく察し出来ますよね!実は2人は夫を亡くした後に交流していたのですね。そのフレンドシップをまとめドラマ化した映画です!でもライフタイムというチャンネルによるオリジナルTV映画っす。豪華なのが、その2人とも仲が良かった女優のルビー・ディがナレーション的な役割で登場しております! という事で、女優ルビー・ディが椅子に座りながらオバマ大統領によるキング牧師のモニュメント除幕式でのスピーチを聞いていた。それでディはキング牧師、そして仲の良かったマルコムX、その2人の妻であるベティ(メアリー・J・ブライジ)とコレッタ(アンジェラ・バセット)の事を回想し始めた。マルコムX(リンゼイ・オーウェン・ピエール)はアラバマにてスピーチをしていた。そこでコレッタに出会い、2人は会話をし意見を交わす。その事を家でベティに話すマルコムX。それから時を経て、2人の夫は暗殺された。1972年に「ブラック・ナショナル・ポリティカル・コンベンション」が開催。そこでベティとコレッタは初めて出会う。会終わりでお茶をする2人は意気投合。夫の功績を後世まで残すという同じ目的を共有し、そしてシングルマザーとしての同じ悩みを抱え、2人は支えあっていくのだった... と、ベティとコレッタ、キング牧師とマルコムXという事で描かれておりますが、本当はミシシッピーでNAACPの活動をし、暗殺されたメドガー・エバースの妻マイリーの3人で仲が良かったらしい。3人でスパに行ったりしている。なので今日の写真は3人の写真!キング牧師とマルコムXという対比が面白いから、ベティとコレッタだけになっちゃったんだろうけど、マイリーも出して欲しかったわー。って、出てたわー。ベティはマルコム亡き後に、大学に戻り卒業後にメドガー・エバース大学にて教鞭に立っていた。ので、マイリーが「私の夫の大学にベティが教えていると聞いて」と訪ねてくる。でもそれだけでしたね。残念!そしてマルコムもキング牧師の子供たちが、「映画は事実とは大きく違うわ!」と反論している。コレッタが子供を連れてベティの家にやってくるシーンがあるけど、それは無かったらしい。ラストシーンもちょっと違っているらしい。と、細かい所は違う。映画の後にはちゃんと「脚色してドラマ化しております」という注意書きが流れたけどね。 確かに事実とはちょっと違う。しかも優秀な作品では決して無いが、良い映画ではあった!何が良いって、ルビー・ディの語りですかね!色々な思い出を熱く語っていた。ルビーの語りだけで、3人がどれだけ仲良かったのかが分かった。そのルビー、マルコム暗殺後に小さい子を抱えるベティの家計の為にと、シドニー・ポワチエの当時の妻と共に委員会を設立し、募金コンサートなどをして、ベティは家を買う事が出来た。映画の中では「マルコムX自伝」のロイヤリティのお陰になっていたけどね。もちろん「マルコムX自伝」での利益は助かったらしい。 ベティが「メッカ巡礼後の夫の思想や願いでなく、それ以前のイメージが勝手に先行して使われている事に苦悩する」というのも最高でした!そこからのベティとコレッタの友情ですよ。泣けますよ、そりゃ!キング牧師おたくの私は号泣っすよ。 ところで今回キング牧師の妻コレッタ・スコット・キングを演じたアンジェラ・バセットは、みなさんご存知のように『Malcolm X / マルコムX (1992)』では、マルコムXの妻ベティ・シャバズの方を演じておりました。しかも完璧に!そんな人の前で今回ベティを演じたメアリー・J・ブライジ姉さんはかなりやりずらかったに違いない!しかし、コレッタもベティも完璧に演じるアンジェラ・バセットが凄すぎるわー。こっちでは完璧に私が想像するコレッタと同じでしたもの! という訳で、 (1354本目) |
●● トリビア マーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の妻コレッタ・スコットと、マルコムXの妻ベティ・シャバズの関係をアンジェラ・バセット(コレッタ)とメアリー・J・ブライジ(ベティ)が描くTV映画。ライフタイム・チャンネルにて制作・放送。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt2375664/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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