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●● レビュー Beat Street N' Peopleケニー(G・デイビス)は、NYブロンクスのクラブやディスコでDJやMCをしていた。大人気のクラブ「ROXY」でのレギュラーDJを目指していた。小さな弟のリーは、ストリートでブレイクダンスをしていたが、反抗期を向かえ学校をサボりがちだった。ケニーの仲間でプエルトリコ人のラモーンは、グラフィティに長けていた。最近になって、何者かがラモーンのグラフィティにイタズラするものが現れた。そんな中ケニーは、大学で音楽を学んでいるトレイシー(R・D・チョン)にクラブで出会うが... 「Breakin'」のシリーズの舞台がLAならば、こちらはNYが舞台。80年代に台頭したNYのクラブシーンの雰囲気を、上手く映画に反映している。さすがに名優ハリー・べラフォンテがプロデュースしただけあって、物語が若者の心を捉えるべく、プエルトリコ人のラモーンの話等は、実にセンシティブに作られている。さらには、当時のクラブシーンの中心に居たブレイクダンサーやMC等の人物たちを、そのまま映画に出演させたのも面白い。なので未だに観客は、それを目的に見る位だ。 ただ、80年代映画らしく、カメラの照明が足りずに画面が暗かったり、演技が一辺倒なのが残念だ。それでも観客は、80年代のあの雰囲気と人々に出会う為に、また見る事になるだろう。 (Reviewed >> 3/17/06:DVDにて観賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 映画「カーメン・ジョーンズ」や名曲「デーオ」で知られるハリー・べラフォンテがプロデュースした80年代ヒップホップカルチャー映画。主役には、オシー・デイビスとルビー・ディの息子でサラブレッドのガイ・デイビス、同じく2世俳優のリー・ドーン・チョンがヒロインを演じる。 カルチャーを反映して、多くのMCやブレイクダンサー、シンガー等多数出演しているのも話題。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック 1. "Beat Street Breakdown" - Melle Mel2. "Son of Beat Street" - DJ Jazzy Jay 3. "Santa's Rap" - The Treacherous Three 4. "Breaker's Revenge" 5. "Frantic Situation" - Afrika Bambaataa & Soul Sonic Force 6. "Nothin's Gonna Come Easy" - Tina B. 7. "Us Girls" - Us Girls 8. "Baptize the Beat" - The System 9. "Tu Cariño (Carmen's Theme)" - Ruben Blades 10. "This Could Be the Night" - Cindy Mizelle 11. "Strangers in a Strange World" - Jenny Burton and Patrick Jude 12. "Beat Street Strut" - Juicy 13. "Give Me All" - Juicy 14. "Battle Cry" - Rockers Revenge 15. "Phony Four MC's - Wappin'" - Ralph Rolle 16. "It's All Right by Me" - Jenny Burton 17. "Into the Night" - La La 18. "Play that Beat" - G.L.O.B.E. and Whiz Kid 19. "I.O.U." - Freeez Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0086946/http://en.wikipedia.org/wiki/Beat_Street http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=18927 |
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