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●● レビュー Destory whole worldレオ・キングは世界征服出来る秘密を手にする。10世紀に中国の科学者が、中国だけでなく全世界を壊す事が出来る代物を発明したと記して亡くなっていた。キングはその科学者がその秘密を握ったまま亡くなっていることを突き止め、更にはその科学者の墓まで探しだす事にも成功した。一方で、香港にハネムーンに着ていたのがカルヴィン(ジェームス・イングルハート)と新妻マーリン(シェリー・ワシントン)だった。2人はお店で安い仏像を買った。しかし彼等のホテルに届ける間に、キングに雇われた男がそれに秘密が入った袋を忍ばせてしまった。その間、カルヴィンは溺れていたチャーリー(チキート)を助けた。チャーリーは口が利けないが、命を救ってくれたカルヴィンに奉仕したいと申しでる。やんわり断るカルヴィンだが、次の滞在先フィリピンまで着いてきてしまった。しかもフィリピン到着後に襲われたカルヴィンを助けたのだ。仏像を巡り、カルヴィンは次々と襲われるが... 70年代のブラックスプロイテーションの1作。世界征服を目論む男とそれを阻止しようとする(図らずもだが)男の戦い!映画やテレビの普遍的なプロットです。なので分かりやすい対決。改造にはされないけど、仮面ライダー的な。そこにプロイテーション映画なので、エロさを盛りますよね。そうするとどうでしょう!中身が殆どないですよね。しかもオチが最悪。完全なるコメディ。レオ・キングがアホ過ぎる。まあだから世界征服とか目論むんでしょうけど。チャーリー役がカンフー得意キャラなんですけど、どうみてもそんなに得意じゃない。でもコミックリリーフとして完璧に機能していましたが。チャーリーからカンフーを習い、夢中になっていくカルヴィンも面白かった。 基本がしっかりしていないユルい、いやユル過ぎる笑えないコメディ。 (Reviewed >> 7/3/15:VODにて鑑賞) |
●● 100本映画 世界征服目論む奴って... まあ70年代だよね。世界を征服したところでお前等何するの?って事ですよ。っていう事で、この映画は主役が一様黒人で、その人がカンフー(嘘っぱち)やっている事もあって、ブラックスプロイテーションとして位置づけられておりますね。けど、そっちというより、フィリピンのエクスプロイテーションな方が色濃い。フィリピンを代表するチキータというコメディアンが濃いキャラで出てますからね。それにシリオ・H.サンティアゴが制作で参加していますので。音楽を担当した人も後にフィリピンで政治家になったそうです。っていう後日談が一番強烈。その音楽も普通です。ブラックスプロイテーションぽいのは、主役のジェームス・イングルハートのアフロ位かなー。まあ内容は無い。世界征服を目論むアホな男とそれに巻き込まれてしまうボクシングのチャンピオンと新妻。タイトルの仏像、マジで関係ないからね。原題は「アイアン”メン”」で複数。誰のことを指しているのだ?イングルハートとチキータ?アイアン的な強さ無いよねー。そして世界制覇を目論む男は日蓮なのかな?なんみょーほうれん言ってましたよ。今の時代なら2ちゃんで色々と確定されちゃいますね。 オチがタイムボカーン。 (1384本目) |
●● トリビア 香港を舞台にしたマーシャルアーツ映画。ボクシングのチャンピオンの主人公が、香港にハネムーンに出かけたが、トラブルに巻き込まれ... ロジャー・コーマン傘下のシリオ・サンティアゴがプロデュース。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0155528/https://en.wikipedia.org/wiki/Bamboo_Gods_and_Iron_Men http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=51 |
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