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●● レビュー Even Animal needs helpジェームス・”アニマル”・アレン(ヴィング・ライムス)は、終身刑で刑務所にいたが、刑務所内で黒人対メキシカンの対立で暴動がおき、別の刑務所に移動になった。そこでは、以前アニマルと対立していたカサダが囚人でありながら牧師となって、刑務所内を牛耳っていた。成長したアニマルの息子のジェームス・ジュニアがトラブルに巻き込まれ、兄のダリアス(ヴィセロアス・レオン・シャノン)が、父アニマルの助けを借りて、ジェームス・ジュニアを救おうとするが... 前作の終わり方から察するに、まさか続編が作られるとも想像もしていなかったので、ビデオ発売のCMを見た時にはただただ驚いた。前作は、結構華のある共演陣に救われたのもあって、かなり見ごたえのあるプリズン映画に、プラスして父親と息子の交流を描いた佳作だった。この続編も確かに、見ごたえあるプリズン映画に、プラス父親と息子の交流が描かれているのは間違いない。前作からの軸はしっかり受け継がれてはいる。さらにプラスして、兄弟の関係もしっかりと描かれてはいる。でもやはり前作の俳優の華やかさと演技から比べてしまうと、今回はヴィング・ライムスだけがそれを背負っているので、些か映画の魅力が弱まっているのは否めない。前回の見せ場でもあった、ヴィング・ライムスとチャズ・パルミンテリのクールな大人の男の戦いも、今回カサダを演じたコンラッド・ダンの奇妙さだけが目立ったのが残念でならない。パルミンテリが前作で作り上げ、そして魅せた粋なギャングのボスがあのようになっていたのは、非常に残念である。 今作品も決して悪くはない。ただ孤高なアニマルにだってもうちょっといい共演者に恵まれたら、もうちょっと面白くなったかもしれないとは思うのだ。 (Reviewed >> 10/19/07:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 Not Yet |
●● トリビア 「Animal」の続編。前作でアニマルの息子のダリアスを演じていたのがテレンス・ハワードだが、今作品では「アナポリス」のヴィセロアス・レオン・シャノン。アニマルの対立相手も、前作のチャズ・パルミンテリから変更になってコンラッド・ダンが演じている。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt0985047/Not available from Wikipedia Not available from Allcinema |
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