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Cast >>Matt Damon (David Norris), Emily Blunt (Elise Sellas), Anthony Mackie (Harry Mitchell), John Slattery (Richardson), Anthony Ruivivar (McCrady), Michael Kelly (Charlie Traynor), Terence Stamp (Thompson) ...
Director >>George Nolfi
Writer >>George Nolfi
Producer >>George Nolfi, Chris Moore, Michael Hackett, Bill Carraro, Isa Dick Hackett, Joel Viertel
Genre >>Romance
Country >>USA
Release (US) >>03 / 04 / 2011
Release (JP) >>05 / 27 / 2011

 総合ポイント 4点/5点満点中
内容 >>4 演技 >>4 演出 >>4 音楽 >>4

 レビュー
Adjustment to Matt Damon
デビット・ノリス(マット・デイモン)は史上最も若い下院議員で、今度は最も若い上院議員となるべく立候補したばかりだった。最初は他を圧倒的にリードしていたが、選挙直前に過去のスキャンダルが発覚し敗れてしまった。その敗北スピーチの練習をトイレでしていたら、女性(エミリー・ブラント)が現れた。言葉を交わす内に惹かれ合い、キスをした。名前も分からず諦めていたが、ある日バスの中で偶然にまた会った。しかしそれはとある組織の者達にとっては、あってはならない偶然だった。そこに属する男(アンソニー・マッキー)がうたた寝をした為に起こったミス。彼等はデビットを拉致し...

マット・デイモン主演のサスペンスラブストーリー。てっきりマット・デイモンのいつもの感じのサスペンスアクション映画かと思えば、ちゃんとしたラブストーリーでもある。こういう感じはマット・デイモンしか出来ないかなーとも思った。政治家にまでなってしまうような正統派な匂いのする男。彼らしくラブストーリーを作ると、こんな感じになるんでしょうね。時々イギリス訛りが出てしまうエミリー・ブラントも実にチャーミング。愛は全てを打ち勝つ事が出来るのか?普遍的なメッセージであり、ハリウッドに味付けされると少し味気なく感じる。チェアマン?ザ・マン?システム?神?見えない存在への恐怖を掻き立てる、ちょっと変わったラブストーリー。

マット・デイモンがラブストーリーを演じると、こうなる。彼だからこうなったのか、彼にしか出来なかったのか... 中々面白い一風変わったラブストーリーである。
(Reviewed >> 4/22/11:劇場にて鑑賞)

 100本映画
何で見たかは言わずもかな。うひひ。もちろんアンソニー・マッキーが出ていたからです。出ていなかったら見てませんから。というか、マット・デイモンを大スクリーンで見たのは初めてですから。このマット・デイモンはたまにカート・ラッセル時々マーク・ウォールバーグですね。ウォールバーグとデイモンは同じボストン出身だから、同じ出かもしれないけれど、デイモンはお金持ちの地区でウォールバーグは労働階級ですからね。やっぱり違うかも。でも時たま似てる。そんな事より、アンソニー・マッキーですよ。去年一年はアンソニー・マッキーにやられぱなしでしたわ。その前年はキウェテル・イジョフォーね。キウェテルが「2012 / 2012 (2009)」とか「Salt / ソルト (2010)」とかつまらない映画に出始めた所で、アンソニーが「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」とか「Night Catches Us / 日本未公開 (2010)」とかに出て、私はすっかり心奪われましたね。まあ彼の場合「Brother to Brother / 日本未公開 (2004)」でヤラレてましたけどね。あのセクシーな流し目は最高っす。

とまあ、内容ね。マット・デイモンらしなと思う(大スクリーンで見た事ないくせにこの口調)。彼がラブストーリーをやろうとすると、こういう風になるという感じ。もちろんラブコメでもないし、「きみに読む物語」みたいなニコラス・スパークス系の純粋なラブドラマじゃない。どことなく政治的で、サスペンス。そこがマット・デイモン(帽子はイマイチ似合わない)。そこにセクシーな流し目そしてすきっ歯の男が上手く絡んでくるんですよー。彼の演じた役は非現実的な職業を持ち、みんながその中で人間らしさを失い機械的になっている所で、1人だけ人間的な良心を持つ男。ハリウッドでは1・2を争う名バイプレイヤーに成長していると思う。「The Hurt Locker / ハート・ロッカー (2008)」でも証明してますよね。最近聞く、彼が出演するという映画でもやっぱり名バイプレイヤーぶりが期待されているような作品が多い。でも本当は主役で沢山見たい。

今は何でもグーグルで一回調べてしまいますわよね。ちょっとあの台詞にはツボにはまった。

しかし...ケツあごカップルか...あれでもしアンソニー・マッキーの役をラテン系のザキヤマ(アンタッチャブルのうるさい方で帽子は似合う)が演じていたら、出演者がケツあごばかりで、やかましーわ!(R.I.P.アンタッチャブル)となってましたね。そういう意味でもアンソニーはすきっ歯でナイスアシスト!

 トリビア
「マイノリティ・リポート」等でもお馴染みのフィリップ・K・ディックの短編小説「調整班」が原作のスリラーサスペンスラブロマンス映画。マット・デイモンが主役のデイビットを演じ、エミリー・ブラントが相手役を務めた。アンソニー・マッキーが2人に絡む「調整員」の一人を演じる。

 その他

 受賞歴

 サウンドトラック


Soundtracks not available

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 リンク
US Official SiteJP Official Site

 インフォサイト
http://www.imdb.com/title/tt1385826/
http://en.wikipedia.org/wiki/The_Adjustment_Bureau
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=339088

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Last Modified: 2011-04-22
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