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●● レビュー Sober!ゾーイ(シャロン・リール)は、完璧な人生を送っていた。高校時代から付き合って結婚したジェイソン(ボリス・コドジョー)は、建築家という完璧なキャリアを持ち、妻思いで浮気もせず、ルックスも最高だった。そして2人には可愛い息子と娘にも恵まれているし、ゾーイは自分の母と同居も出来ている。しかしゾーイは何か満たされていなかった。芸術家をプロデュースするという仕事を持つゾーイは、仕事で才能溢れるクィントン・カノーサ(ウィリアム・レヴィ)に出会った。クィントンからグイグイアプローチされ、すぐに陥落。クィントンとの情事を重ねた。そして一方では、クラブで出会ったコリー(タイソン・ベックフォード)とも激しい情事を繰り返していた。ゾーイはセックス依存症となり、スペンサー心理療法士(ターシャ・スミス)の前で話していた... セクシー系スリラードラマ。艶事小説で有名なZaneの同タイトルの小説を、ミュージックビデオ等で有名なビリー・ウッドラフが監督で映画化。Zaneのが原作だからエロイんだろうなーとは思っていたけれど、それだけだった。シャロン・リールは体を張っているけど、やっぱりそれだけ。多分脱げるからキャスティングされた感じもする。ボリス・コドジョーはみんなが想像する「理想の旦那様」像だからキャスティングされた。タイソン・ベックフォードもウィリアム・レヴィも浮気してみたい相手だからキャスティングされた。確かにみんなイメージ通りではあるけれど、物語が幼稚。ステキな結婚生活を送っているのに、きっかけが唐突。そんなにモテるなら、今までも沢山危ない場面はあっただろうに!と思ってしまう。 随分と都合のいい「中毒」ダナーと、こちらは完全に冷め切って観てしまうのだ。だって旦那さんが完璧過ぎるし、浮気相手もカッコ良すぎなんだもん!嫉妬半分入りますけど。 (Reviewed >> 2/20/15:DVDにて鑑賞) |
●● 100本映画 最近やたらとセックスプロイテーションが増えてませんか?まあ話題の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』のせいもあるんでしょうけど。いろいろと「マミー・ポルノ」なんて名前を変えても、結局はセックスプロイテーションな訳ででして... 日本でもドラマになるけど『セカンド・ラブ』もやんわりとゆるーーくそうだよねー。という訳で、この映画もそうだよねー。まあ共通しているのは女性客がターゲット。ゾーイ(シャロン・リール)は完璧な人生を歩んでいた。自身もルックスに恵まれ、男性からの視線を感じていた。しかし、今は心理療法士スペンサー(ターシャ・スミス)の前で話していた。遡ること6ヶ月前。ゾーイは高校時代から付き合って結婚した完璧な夫ジェイソン(ボリス・コドジョー)、そして2人の子供と母を幸せに暮らしていた。夫は専門職を持ち、妻・子供思いで完璧、しかしゾーイは何か満たされない思いを感じていた。ゾーイは芸術家のプロデュースをする仕事をしていて、その関係で芸術家のクィントン・カノーサ(ウィリアム・レヴィ)に出会った。クィントンの強引な誘いを受けてしまうゾーイ。それからはクィントンとの情事を重ねた。しかもそれだけでは飽き足らず、クラブで見かけた男コリー(タイソン・ベックフォード)との関係も続けていたのである。いわば「中毒」とも言えるセックス依存に危機感を感じたゾーイは、セックス中毒の専門であるスペンサーに話していたのであった... Zaneというエロ小説系作家の作品の映画化。セクシーなミュージックビデオを撮るのが得意なビリー・ウッドラフが監督。アメリカではなんと全国劇場公開された。『Dreamgirls / ドリームガールズ (2006)』等で知られるシャロン・リールが主演。ってさー!!もう「はあ?」だよね。うちでボリス・コドジョーが待っているのに浮気とかあり得ませんからぁああああ!!!ボリス・コドジョーが毎日家に帰ってきてくれるんだよ?何が不満なのさ!って感じなのですよ。っていうか、他人が同じ屋根の下で一緒に住んでいるんだから、不満なんて誰だってあるしょ?大なり小なり。この同じ怒りみたいなものは、『残念な夫。』でも感じる事なのですが...あんなステキな玉木宏が夫なのに何の不満が!ふざけるな!!って感じですよ。こっちなんて玉木宏にもボリス・コドジョー(あ!しかも偶然にも2人ともに建築士!)にも全く似ていない夫ですが、毎日頑張ってるのにさ!もう嫌になっちゃうわよ、全く!っていうやっかみは置いておいても... この映画は許せない。都合が良すぎるのだ。ゾーイはセックス中毒なのだけど、カッコいい人としかしないのだ!!そんな都合の良い中毒者なんて!と思っていたら、IMDBのこの映画のスレにも「本当の中毒者なら、70代の汚ねーオヤジやそこらのおっさんとしている筈だ!」と書いている人が居て笑った。本編ではカットされたけど、DVDのボーナス映像ではデブな白人オヤジに誘われて嫌がっているところをタイソン・ベックフォードが助けて知り合いになるっていうシーンがあった。そのデブオヤジともヤレ!って感じですよ。そういう都合のいい人は、中毒者じゃなくて、たんなる欲求不満ですから!!私だってウィリアム・レヴィにあんな強引に誘われたら分からないし、タイソン・ベックフォードに色目使われたら自信は無いさ!私だけじゃない筈。全国・全世界の主婦のみなさんも分かる筈!しかも、ボリス・コドジョーはお尻までつるーんと全部出して腰振って頑張っていたじゃないですかぁあああああ!!!!しかもバレた後のゾーイがメンヘラ過ぎでついていけない。しかもゾーイが中毒者になった原因が10歳の時にあったいうのも不思議。私なら逆に恐怖になるかなー。そして突然に中毒になったという不自然さ。夫と高校の頃から付き合っていたんじゃ、子供が出来る前からそうじゃないのか?とも思ったりする。とにかく、この映画の全てがこじつけに見えてくるのだ!そして私もやっかみで全てこじつけるのだ! 『Trois 2: Pandora’s Box / 日本未公開 (2002)』をススメる。これの方がだいぶ面白い。マイケル・ジェイ・ホワイトせんせーが非常ーーーに肉体派で頑張ってらっしゃる!ボリスほど出してないけど。ボリス、出し損!! (1337本目) |
●● トリビア エロチック小説作家ゼインの小説を映画化。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt2205401/http://en.wikipedia.org/wiki/Addicted_(2014_film) Not available from Allcinema |
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