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●● レビュー Twilight actionネイサン・パーカー(テイラー・ロートナー)は、両親にも恵まれたティーンエイジャーだった。しかしたまに夢を見る事が原因で、現実の社会に生きていないような感覚を持っていて、精神科医(シガニー・ウィーバー)にも世話になっていた。しかし他は普通の高校生で、幼馴染のカレン(リリー・コリンズ)にも上手く話せない位のシャイな男の子だった。このカレンと学校のプロジェクトで行方不明の子供達を調査していると、ネイサンにそっくりな少年の写真があった。年齢も一致し、その写真の男の子が来ているシャツを自宅で見つけたのだった... 「ボーイズン・ザ・フッド」でアカデミー監督賞に最年少でノミネートされセンセーショナルなデビューを飾ったジョン・シングルトン監督のスリラー作品。残念ながら最近のジョン・シングルトン監督はヒット作にも佳作にも恵まれていないように思う。やはり自分と関連していた初期の3部作が最高である。この作品もそこそこ楽しめるにしても、初期の3部作と比べたら物足りなさを感じる。しかし、監督が「ボーイズン・ザ・フッド」でラッパーだったアイス・キューブの魅力を引き出したように、「トワイライト」で一躍ティーンの人気者になったテイラー・ロートナーの魅力を最大限に引き出しているのである。母性本能をくすぐらせるどこか影のある男の子。でもその男性に守られたいと思う、不思議な感覚。実際に武道に長けたテイラー・ロートナーなので、あのようなアクションで見せられたのだろう。 トワイライトのアイドルが出演するアクション映画としては、大正解。でもジョン・シングルトンが演出する映画としては平凡なのである。 (Reviewed >> 11/20/11:劇場にて鑑賞) |
●● 100本映画 観て来たよ。まあ出演者だけ見てたら、なんで観たの?って感じですよね。ジョン・シングルトン監督だからだぉ。あの「Boyz N The Hood / ボーイズ’ン・ザ・フッド (1991)」の監督だぉ。評判はあんまりらしいけど、それなりに楽しんできちゃったぉ。っていうか、「Valentine’s Day / バレンタインデー (2010)」では彼の魅力がさっぱり分からなかったけど、この映画ではやたらとテイラー・ロートナーに惚れてしまう。やられましたねー。知らなかったんですが、彼は空手が凄いらしいですね。それがかなり生かされた形。この映画の台詞でもあったけれど、マット・ディロン系の顔立ちで、でも瞳は小動物のようにウルウルしていて、どうやら私の母性本能をやられてしまった。しかーし、アクションが決まっているので、彼に守られたい!という、両極端の魅力を持っているのです。そりゃー、女の子ならあの魅力にやられてしまうのだぉ... しかも共演の女の子が絶妙なルックス。なんとあのフィル・コリンズの娘らしい。ジェネシス凄かったよねー。ソロも素晴らしかった!80年代の彼は大好きでしょっちゅう聴いてたよ。フィリップ・ベイリーとのデュエットは今でも聞くわ。あのマイク・タイソンも好きだ!と「The Hangover / ハングオーバー! (2009)」で彼の歌を美声?で披露してますよねー。でも人気絶頂期に出た映画「バスター」は...ね... まあでもフィル・コリンズの娘なんですよ!似てるよねー。なので絶世の美女というより、普通の可愛いお嬢さん。だからこそ、若いファンは「私でも!」って思えちゃうんですわよねー。英語で言うなら「隣の娘」的。で、本当に「隣の娘」というか、真向かいの娘を演じております。ロートナー演じるちょっとシャイな男の子の家の真向かいの家に住んでいて、ロートナーの憧れの女の子。ロートナーが演じる男の子が、普段は平凡な生活を送っている普通の男の子。お父さんはやたらと息子を鍛えようとしているけど、両親共に優しい両親にも恵まれている。けど、どこか違和感を感じていて、やたらと小さい頃の夢をみる。その夢が現実なのか分からずに悩む。なので精神科医に掛かっていて、その精神科医がシガニー・ウィーバーなのですよ。エイリアンと戦うカッコいい女。でもある時、学校の宿題でフィル・コリンズの娘と一緒に宿題(その宿題を出したのがRoger Guenveur Smith (ロジャー・ゲンヴァー・スミス)先生)をやらないといけなくなって、2人が行方不明の子供達について調べていると、そこにはロートナーにそっくりな子供の写真があって、しかもその写真が着ていたシャツに見覚えがあって、家にはそのシャツがまだ残っていたのです... って、物持ち良くない?普通捨てない??と思いつつ、事件がどんどん起こっていくのです。 それでいい感じにこの2人に絡んでいくのが、ロートナーの友人役を演じたDenzel Whitaker (デンゼル・ウィッテカー)。ロジャー・スミスとかこのデンゼル・ウィッテカー君あたりを使うのが、ジョン・シングルトンぽいかな?とも思う。普通なら別に白人の俳優が演じてもOKな訳ですから。でも普通のサスペンス映画ですね。やっぱりジョン・シングルトンは、自分の身近な出来事を撮らせた方が彼本来のらしさとか個性を発揮する。まあでもこういう普通の映画も普通に撮れますよって事ですね。でもどうも「Shaft / シャフト (2000)」以降、なんかパッとしない。あの映画を文字らせていただくと...Hope he will get his groove backですな。 (0927本目) |
●● トリビア ジョン・シングルトン監督のアクション・スリラー作品。「トワイライト」で一躍有名となったテイラー・ロートナーとシガニー・ウィーバーが主演。 |
●● その他 |
●● 受賞歴 |
●● サウンドトラック Soundtracks not available |
●● 関連記事 * 映画秘宝 2012年 6月号 2012年男たちの復活祭 |
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●● インフォサイト http://www.imdb.com/title/tt1600195/http://en.wikipedia.org/wiki/Abduction_(2011_film) http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=342017 |
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