|
Martin Lawrence (マーティン・ローレンス)
1965年生まれ
Filmography >> "Bad Boys", "Blue Streak", "Life" ...この番組の成功は彼の才能なしには無かったのかもしれない。それほどに初代司会者として貢献した。 マーティン・ローレンスの名が全国に広がったのは、もちろん映画「バッド・ボーイズ」から。名前が売れてから、共演者にセクハラで訴えられたり、死を直面しても見事に復活したりと、色々とあった。今では、主役になり、自分の名前で客を呼べるスターにと変身。得意なのは、変装と日常ネタ。 |
|
Sheryl Underwood (シェリル・アンダーウッド)
1963年生まれ
Filmography >> "I Got the Hook Up", "Beauty Shop" ....シェリル・アンダーウッドはセドリック・ジ・エンターテイナー等も優勝した「Miller Lite Comedy Search」の大会で女性として始めて優勝を収めた。その後も数々の大会で優秀な成績を収め、業界から注目されるようになった。映画等にも出演したが、一番注目を集めたのがBETの「Comic View」の司会。毎回洋服に合わせたバッグを持つのが彼女のお得意となった。 |
|
Yvett Wilson (イヴェット・ウィルソン)
1964年生まれ
Filmography >> "Moesha (TV)", "Don't be a Menace..."....歌手ブランディが主役のTV「Moesha」で人気となったイヴェット・ウィルソンは、たまたま賭けで出た友達のコメディクラブで、喝采を受け、そのままコメディの道に進んだ。多くのコメディクラブを経て、「Def Jam Comedy」に出演し、名前が知られるようになった。「ポエティック・ジャスティス」や「ポップガン」等の映画の脇役を経て、TV「Moesha」でレギュラーになった。得意なのは日常ネタ。 |
|
Don "DC" Curry (ドン・DC・カリー)
1962年生まれ
Filmography >> "Next Friday", "Tears of a Clown"....ドン・DC・カリーは、1995年にBETの「コミック・ビュー」というショーで「コメディアン・オブ・ザ・イヤー」の称号を手に入れた。コメディクラブ回りを中心に活動し、アイス・キューブ主演の「Next Friday」から、キューブの叔父役で出演した。 |
|
Tony Spires (トニー・スパイアーズ)
?年生まれ
Filmography >> "Two Degrees", "Tears of a Clown"....トニー・スパイアーズは自ら優秀なコメディアンでもあったが、後にDLヒューグリーのマネージャーとしても成功している。そしてジェイミー・フォックスやクリス・タッカー、ニック・キャノンを輩出した「Bay Area Black Comedy Competition & Festival」の創設者としても成功している。今現在は、ドン・DC・カリーと共にインディペンデンス映画製作に携わっている。Def Comedy Jamにはコンサルタントとして参加していた。 |
|
Mark Curry (マーク・カリー)
1964年生まれ
Filmography >> "Panther", "Amaggedon"....マーク・カリーは、一般正社員として勤めている時に、コメディに目覚め、スタンダップ・コメディのステージを踏む。メキメキと実力を表わして、映画やテレビに脇役として出演して力をつけ、テレビコメディドラマ「Hangin'with Mr. Cooper」にて、主役を獲得。ドラマも出演者も人気者となり、彼の才能が評価された。ちなみに「アルマゲドン」では松田聖子を乗せていたタクシーの運転手役。今もテレビや映画等で活躍中。得意なのは、日常ネタ。 |
|
Joe Torry (ジョー・トリー)
1965年生まれ
Filmography >> "Poetic Justice", "Lockdown" ....セントルイスから大学を経て、ロサンジェルスの「Comedy Act Theater」スタンダップ・コメディをしている時にロビン・ハリス等と出会う。ジョン・シングルトンに認められて「ポエティック・ジャスティス」でトゥパック・シャクールの友人役で、観客の注目を集める。その後も「Def Jam Comedy」に参加したり、映画やテレビにも出演して活躍中である。また、チャリティーにも積極的に参加している。弟のガイ・トリーは、俳優として兄に劣らず活躍中だ。得意なのは日常ネタ。 |
|
Guy Torry (ガイ・トリー)
1969年生まれ
Filmography >> "Life", "American History X" ....兄のジョー・トリーと同じくセントルイス出身で、ガイの方は芸能関係にあまり興味がなく、セントルイスに落ち着く予定で地元の大学に通っていた。兄のジョーの様子を見にロスへ向かった時に、TVショー「Martin」のアシスタントの仕事を得て、そのままロスに居る事になる。元々のコメディの才能を生かし、自らもコメディアンとして舞台に立つ。「Def Jam Comedy」等を経て、映画にも出演。その才能に恵まれて「アメリカン・ヒストリーX」等の作品に出演した。得意なのは日常ネタ。 |
|
Bill Bellamy (ビル・ベラミー)
1965年生まれ
Filmography >> "How to be a Player", "The Brothers"...ビル・ベラミーは、スタンダップ・コメディで認められ、「Def Jam Comedy」に出演した後に、MTVの「MTV Jams」のヴィデオ・ジョッキーを勤めた。その彼の得意なしゃべりと色々な所に出かけたりした番組は、人気を得て、同時にベラミーも人気者になった。デフ・ジャムがコメディ映画を制作したコメディの主役に抜擢されたのが、このベラミー。コメディアンにしては、ルックスに恵まれた彼は、ロマンス映画にも出演し、コメディを中心に映画で活躍中。得意なのは、日常ネタ。 |
|
Eddie Griffin (エディ・グリフィン)
1968年生まれ
Filmography >> "Double Take', "The Meteor Man"....高校時代には、3度も「クラスクラウン(クラス1の面白い人)」に選ばれ、そのままコメディの道へ入った。彼も、コメディクラブ廻りから始め、ロバート・タウンゼントの映画「メテオマン」の共演にありつき、その後はちょくちょく映画に出演。「Def Jam Comedy」や、ラッパーのマスターPが主催したコメディショーでは、ホストを勤めた。今でも、たまにクラブツアーをしている。得意なのは、マイケル・ジャクソンの物まねや、下ネタトーク。 |
|
Tracy Morgan (トレイシー・モーガン)
1968年生まれ
Filmography >> "Saturday Night Live", "Little Man" ....ニューヨークで生まれ育ったトレイシー・モーガンは、アポロ劇場等でのスタンダップ・コメディを得て「Def Comedy Jam」に出演、その後のマーティン・ローレンスの「Martin」に出演し、レギュラーではないが何度も同じキャラクターで出演するようになった。その後1996年から「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーとなり、様々なキャラクターを作り人気となり2003年までレギュラーを務めた。クリス・ロック監督作品の「Head of State」に出演したり、ウェイアンズ兄弟の「Little Man」などでも大役を務めている。また同じ「SNL」出身者のTVシリーズ「30 Rock」で人気。 |
|
Arnez J (アーネズ・J)
?年生まれ
Filmography >> "Comic View", "The Maintenance Man" ....野球選手を夢見ていたが叶わず、航空会社でフライトアテンダントの仕事をしていた。その時に仕事仲間やお客さんをいつも笑わせていたので、友人に励まされて、スタンダップコメディの舞台に立った。その時に、自分の本職はこれだと思い、会社を辞めてコメディの道に。その後にハーレム・グローブトロッターズに雇われたが、膝の故障でバスケットを続ける事が出来なくなって辞めた。地元のアトランタに戻り、クラブ周りをするようになる。「Def Comedy Jam」やBETの「Comic View」に出演するようになり人気者になった。 |
|
Chris Tucker (クリス・タッカー)
1972年生まれ
Filmography >> "Friday", "Rush Hour"...クリス・タッカーはずっとクラスの面白い人で通っていた。17歳の時から地元のアトランタのコメディクラブの舞台に立つようになり、高校卒業後すぐにロサンジェルスに移る。運よくすぐに「Def Comedy Jam」が始まり出演するようになると、人気者になり、すぐに「House Party 3」の脇役で出演した。アイス・キューブが気に入り、「Friday」にてキューブの親友役で登場して知名度もアップ。その後に「Dead Presidents」や「ジャッキー・ブラウン」などに出演し、空前の大ヒットとなった「ラッシュ・アワー」で大スターとなったのは皆さんご存知の通り。 |
まとめ 1992年から始まったスタンダップコメディのライブをそのまま茶の間にお届けしていた番組。ラップのレーベルDEF JAMのラッセル・シモンズが製作。ベテランから若手まで錚々たるメンバーで番組を盛り上げていた。また観客の大きなリアクションも話題になり、その後にネタにされる事が非常に多かった。今もまた復活して続いてはいるが、前のような盛り上がりは残念ながら無い。ここから巣立ったスターも多く、マーティン・ローレンスとクリス・タッカーがその象徴。またここで注目されると次に繋がるだけに頑張るコメディアンが多く、それが余計に番組当初の盛り上がりを支えていたのだと思う。同時期に人気となった「In Living Color」はレギュラーが決まっていたので、レギュラーになれなかったコメディアンにとっては一発大きく当てられる期待も大きかった。 またその後にはこの番組そっくりな番組が多数作られた。Pディディの「Bad Boys of Comedy」やマスターPの「Hood Stars of Comedy」、また初代司会者のマーティン・ローレンスの「1st Amendment Stand Up」等。この業界に残した功績は大きい。 |