「In Living Color」についてはこちらを参照ください。
(活動時代順)
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Keenen Ivory Wayans (キーネン・アイボリー・ウェイアンズ)
1958年生まれ
Filmography >> I'm Gonna Git You Sucka!, Scary Movie, A Low Down Dirty Shame ...キーネン・アイボリー・ウェイアンズは、クリエイターとして番組のブレインとして参加。しかし、FOX社と対立して4シーズン以降は関与していない。兄に続いてデーモン・ウェイアンズも出演しなかった(映画「モー・マネー」の成功で忙しくなったからとも言われている)。 キーネンに関してはブラック・ラッツ・パックにて。 |
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Damon Wayans (デーモン・ウェイアンズ)
1960年生まれ
Filmography >> "Mo' Money", "Blankman"....デーモン・ウェイアンズは、兄弟の半分がコメディアンと環境に恵まれた事もあるが、彼の魅力は、何といってもその恵まれたセンスと都会的魅力だろう。一度は道を外したが、ラッキーにも兄のキーネン・アイボリー・ウェイアンズが先にコメディアンとして成功した事もあって、その兄の助けを借りて、スタンダップ・コメディを始める。その実力とセンスで、メキメキと力をつけて、「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーを獲得するも、スタッフとのセンスの違いにより、衝突してショーを自ら降りる。そこで、ラッキーにも自分の兄であるキーネンが自分のショー「In Living Color」を始める事になったので、レギュラーを獲得。そのショーで、自分らしくコントを披露したら、番組もデーモン自身も大人気になった。その後は、映画でブルース・ウィリスとの共演を得て、自ら制作・脚本・主演を勤めた作品が大ヒットした。得意なのは、日常ネタとオカマの役。 |
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David Alan Grier (デビット・アラン・グリア)
1955年生まれ
Filmography >> "Blankman", "Streamers" ....彼の経歴は変わっているかもしれない。普通のコメディアンは、取りあえずコメディクラブ廻りから始まるが、彼の場合は演技の勉強を名門イエール大にて学び、ブロードウェイの舞台に立ち、トニー賞にもノミネートされた。その後に映画等に出始めると、今度は路線を変更して、コメディ等に出演するようになった。その時から、スタンダップというか、コメディ舞台を始めている。そして「In Living Color」にレギュラーで出演した。その時の相性の良かったデーモン・ウェイアンズとは、「ブランクマン」で一緒に共演。得意なのは、デーモン・ウェイアンズと共にオカマの役。 |
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Kim Wayans (キム・ウェイアンズ)
1961年生まれ
Filmography >> "Blankman", "Streamers" ....才能溢れるウェイアンズファミリーの中では、女性では唯一、この世界に入ったキム・ウェイアンズ。その家族譲りな才能を発揮している。頭の良かったキムは、名門のウェズリヤン大学を卒業すると、兄のキーネンとデーモンの後を追って、スタンダップの世界に入る。数多くの舞台を経験した後、兄のキーネンの「In Living Color」のレギュラーを獲得した。そこで、兄のキーネンに磨かれて、シリアスなドラマからコメディまでと、幅広く活躍中だ。今はコメディ映画や兄のデーモンのヒットコメディドラマ「My Wife And Kids」の監督やエディター等を勤め、影で手助けしている。得意なのは、女性シンガーの物まねや、日常ネタ。 |
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Kim Coles (キム・コールズ)
1962年生まれ
Filmography >> "Living Single (TV)", "Strictly Business" ....有名人になりたいと思っていたキム・コールズは歌や演技の才能には恵まれていなかったので、コメディの道を選んだ。クリーンなコメディで注目されて、「Showtime at the Apollo」に出演した際に、シンバッドに気に入られてシンバッドのツアーの前座として参加するようになった。そしてこの「In Living Color」のオーディションに受かり、ファーストシーズンから出演。しかし、1シーズンで番組から去った。噂によるとキーネン・アイボリー・ウェイアンズと恋仲になり、それが上手くいかなかったとか、逆に厳しい指導で知られているキーネンと合わなかったとか言われているが、真相は分からない。その後には、クイーン・ラティファ主演のテレビシリーズ「Living Single」のレギュラーを獲得して、知名度を確立した。 |
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T'Keyah Keymah (タキーア・キーマー)
1962年生まれ
Filmography >> "Cosby (TV)", "That's So Raven (TV)" ....「In Living Color」では多彩な才能を発揮していたタキーア・キーマー。スタンダップコメディの経験はないが舞台等で活躍し、今ではコメディドラマやファミリーコメディには欠かせない顔。元々は、ミス・ブラックの称号を手にいれた美貌の持ち主。「ILC」では最初のシーズンから最後のシーズンまで全てに出演している。「ILC」後も、ウェイアンズ家族とのコラボレーションは多い。 |
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Tommy Davidson (トミー・デビットソン)
1965年生まれ
Filmography >> "Bamboozled", "Stricktly Bussiness"...ジェイミー・フォックスとは、よく「In Living Color」でコンビになってコントを披露していたが、彼もまたフォックス同様に、歌の才能も恵まれている。彼は、母親が活動家だった為に、その母親の友達が養子にした。その後、その苦労をバネにして、コメディを始めるようになって、シンガーの前節として、活躍した。オーディションによって「In Living Color」のレギュラーを獲得して、その後もフォックスと共に映画等に出演している。得意なのは、マイケル・ジャクソン、サミー・デイビス・ジュニア、プリンス等の物まね。 |
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Jamie Foxx (ジェイミー・フォックス)
1967年生まれ
Filmography >> "Ray", "Any Giving Sunday', "Ali"...彼はコメディアンとしての才能ばかりでなく、歌手に俳優にと多彩。奨学金を貰う程の、スポーツの才能とピアノの才能があったというから、その才能に驚く。その奨学金を貰って大学に行っている間に、友達との賭けでコメディクラブの舞台にたったのが始まり。その時に、観客に大喜びされて、コメディアンの道に入った。それからの彼は、才能をいかんなく発揮し、大人気だったテレビコメディシリーズ「In Living Color」の準レギュラーになり、すぐにレギュラーの座を獲得し、その後は映画でも大活躍中!得意なのは、とっても不細工な女性の変装&物まね。 |
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Shawn Wayans (ショーン・ウェイアンズ)
1971年生まれ
Filmography >> "Scary Movie", "Don't Be a Menace..."...ウェイアンズファミリーでは、一番の男前がこのショーン・ウェイアンズ。そのルックスにこびることなく、かなりクレイジーなコントや喋りを見せてくれるショーンの意外性が人気の秘密。そのショーンは、高校を卒業すると兄達の後を追ってハリウッド入り。しかし、暫くは銀行員等をして、一般人だったが、やはり兄達の姿を見て、自分もコメディの世界に入る。修行をする為に、スタンダップ・コメディアンとその銀行員の2足のわらじを掃いていた時期もある。兄が「In Living Color」で、ショーンにDJとしての仕事を与えるまで、彼はその銀行員の仕事をしていたという。そのDJ、SW1で人気者となり、少しずつ、コントの機会も与えられた。そこで、才能を発揮して、ショーが終了後も、マーロンと共にテレビコメディドラマ「The Wayans Bros.」を制作して、大ヒットした。またマーロンと共に「ポップガン」の脚本・主演をしたり、「最終絶叫計画」で人気を不動のものとした。得意なのは、日常ネタや、ゲイネタ。 |
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Marlon Wayans (マーロン・ウェイアンズ)
1972年生まれ
Filmography >> "Scary Movie", "Don't Be a Menace..."...ウェイアンズファミリーでは、一番の年下がこのマーロン・ウェイアンズ。コメディ以外にも活躍中の彼だが、頭もよく才能のあったマーロンは、映画・TVの「フェーム」の舞台となった地元のNYの芸術高校を卒業後、名門ハワード大学に入学していたが、すぐ上の兄弟でいつも一緒にいたショーンが、他の兄弟の後を追うべくハリウッドに行ってしまってから、あまりにも寂しくなって、大学を中退して兄達の後を追う。兄のデーモンが制作した「モー'・マネー」でいきなり大きなチャンスを掴み、「In Living Color」のレギュラーを1年勤めたりと、大人気になった。また、その演技のセンスから、兄弟とは離れて仕事をする事も多いのが彼。批評家達が高く評価した映画「レクイエム・フォー・ア・ドリーム」にも出演し、そのシリアスなドラマでも才能を披露。ショーンやキーネンと制作した「最終絶叫計画」が大ヒットした。スタンダップコメディアンではなくて、映画等で活躍。得意なのは、とにかくクレイジーなコントや、ドラックネタ。 |
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Reggie McFadden (レジー・マクファーデン)
?年生まれ
Filmography >> "In Living Color", "Little Nicky"...スタンダップ・コメディを中心に活躍しているレジー・マクファーデン。彼も、ステージを数多く踏み、才能をキーネン・アイボリー・ウェイアンズに認められると、人気のあった「In Living Color」で途中からレギュラーとなった。その後は、才能をみなに知られると、映画等で活躍している。今でもスタンダップコメディのツアーに出ている。得意なのは、日常ネタ。 |
まとめ 黒人版「サタデー・ナイト・ライブ」等と言われてましたが、本家よりも断然に面白かった! 映画「Hollywood Shuffle」や「ゴールデンヒーロー」を成功させたキーネンは、フォックス社に呼ばれた。最初は映画の話だと思っていたが、会議の場所に集まっていたのが、テレビ関係の人々だった。以前から仲間のロバート・タウンゼントやアン・マリー・ジョンソンと、こういう番組がやりたいと話していたと言う。 しかし、番組の成功と共に、テレビ局側が製作に強く関与する事となり、自由を奪われ自分の番組を思い通りにやらせてもらえないキーネンやデーモンはフラストレーションが溜まり反発して、番組を降板した。ウェイアンズのコントロール外では、番組もエッジさを失い、そのまま番組の人気も急降下した。 ジェイミー・フォックスやフライガールズだったジェニファー・ロペス等のスターを輩出。最近「Dancing with the Stars」の審査員で有名の日系のキャリー・アン・イナバもこの番組のフライガールズだった。 |